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学校運営の活発化セミナーを実施しました!(中山学園高等学校さま)

学校運営の活発化セミナーを実施しました!(中山学園高等学校さま) | 休眠預金活用事業|ちばのWA

4月2日(水)、福島雅史先生に講師として登壇いただき、中山学園高等学校にて第8回教職員セミナーを実施しました!

福島先生は、キャリアコンサルタントの国家資格を持ち、1級&2級キャリアコンサルティング技能士、キャリア・ライフ代表、国家資格試験対策講座の運営(セルフキャリアドック導入・中小企業支援)など、幅広くご活躍されています。

今回のセミナーは、授業の最初の掴みに活用できるアイスブレイク探求と、チームビルディングとして、グレーゾーンで手帳を持たない生徒とその保護者への関わり方や情報提供のタイミングについてのグループワークを、ブレーンストーミングを活用しながら実施しました。

アジェンダ:学校運営を活発化講座 フェーズ8

  1. アイスブレイク       
  2. アイスブレイク探求     
  3. チームビルディング
  4. 質疑応答・アンケート   


🌸アイスブレイク探求🌸

アイスブレイクを実施するメリット
  • 緊張感や警戒感を和ませる
  • 意見を述べやすい雰囲気になる
  • 本来のパフォーマンスを引き出す
  • 主体性や積極性を促す
  • 自己紹介やコミュニケーションに役立つ
  • 相互理解やチーム意識の形成につながる
  • 研修への準備や新たな気づきを得られる
アイスブレイクを実施する際の注意点

<参加者に不快感を与えないよう、以下の点に注意>

  • 参加者に相応しい内容にする
    メンバー構成、参加人数などによって話題を選定し、仕事とプライベートなどテーマのバランスを取りながら、唐突な印象を与えない内容でバリエーションを増やしていく。
  • 目的を明確に伝える
    アイスブレイクに入る前に「コミュニケーション活性化のため」といった目的を、一言添えておくのがポイント。
  • 制限時間を決める
    間延びしないように「3分以内」など、制限時間を設けてメリハリをつける
  • 個人的過ぎるテーマは避ける
    人によって好き嫌いが分かれる話題や、意見が分かれやすいテーマは避ける。
木戸に立てかけし(キドニタテカケシ)衣食住とは?

福島先生👨「アイスブレイクのコツは相手と自分の共通点です!」


グループワークでは、様々なアイデアが飛び出し、共有発表では「おお!!」「面白い」「楽しそう」という声が多くあがりました。

  • 季節しりとり
  • 100万円でどこに行きたいかプランづくり
  • 天気によって何が売れるか
  • 漫画の登場人物の家系図をつくってみよう
  • ニュースを見てじぶん的な対策を考えてみる
  • 今自分が会社を創るならどんな会社?
  • 好きな食べ物をジェスチャーで伝える(ランキングも)
  • 地図を黒板に貼り、行ったことのある地図を塗っていく
  • 自分の着ている服のタグを見て、どこの国かを伝え合う
  • 千葉県まるまる市単位でゆるキャラあてクイズなど

📣チームビルディング📣

グループワーク

拡散思考を有効活用するための「ブレーンストーミング」を活用し、2つのテーマについてグループで話し合いシェアしました。

①授業を上手く進めるコツ

  • 自分が楽しんで授業を行う
  • 教師もいっしょに失敗も楽しんで参加できるようにする
  • 授業の頭に“○○とは”、とお題をだし、授業の終わりに自分の言葉で“○○である”と言語化してもらう

など、様々な共有がありました。

②グレーゾーンの生徒へ療育手帳を推奨する判断基準や促すタイミング

  • 保護者と伝え合える関係構築が大前提
  • 全体で療育手帳とは何かなど、周知する情報提供の機会づくりを行う
  • 定期的に実施される面談を活用する(進路を考える時期に間に合うように)

生徒や保護者含め、センシティブでありながらも情報提供が必要な役割でもある教職員の皆様にとって、複雑な背景を考慮しながらも中山学園としての考え方についても模索する時間となりました。

✐実施後のアンケート紹介

  • 日頃から話せる関係性が職場に広がってきたなかで、あまり話題にしない「手帳」についてのタイミングの話をすることができて良かった。
  • 新学年になり、共通理解や考え方を知ることができた。もう少し話したかったです。
  • ブレーンストーミングの手法を学んだうえで、それを療育手帳の難しい議論に活用できた。会議などでも使えそう。
  • グループワークで建設的な話し合いができ、新しいメンバーの意見も聞けて良かった。
  • アイスブレイクは環境づくりに重要であると再認識した。
  • 生徒との向き合い方、接し方など違う思考があって楽しく参加できた。
  • 授業に展開に悩んでいたが、他の先生の意見を聞いて参考にできると思った。グループワークでいろんな先生たちが楽しそうに話しているのが見れて良かった。

ご参加いただいた皆様、福島講師、ありがとうございます!

公益財団法人ちばのWA地域づくり基金様が実施する、休眠預金等活用法に基づいた「若年就労困難者のための包括的就労支援事業」を行う実行団体に、キャリアbaseが選ばれました!2023年5月より、3年間にわたって事業を進めていきます。本事業においては、千葉県東葛エリアの通信制高校に通う生徒を中心に、個別就労支援・キャリア教育・居場所支援等の活動を届けていきます。

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