2026.04.27
キャリアbaseは2026年もクラウドファンディングに挑戦いたします✨
いつもキャリアbaseを応援いただき、誠にありがとうございます。
私たちキャリアbaseは今年度もクラウドファンディグに挑戦させていただくことになりました。
詳細はこちらをご覧ください【READYFORのサイトはこちらです】

☝️増え続ける不登校の子どもたち
文部科学省が2025年10月に発表した「令和6年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」によると、小・中学校における不登校児童生徒数は35万3,970人であり、過去最多となりました。また、中学・高校における不登校生徒数は28万人を超えています。
その中でも、高校進学後に不登校となった生徒の多くは通信制高校へ編入し、通信制高校に通う生徒数は、平成元年度の16万人から大きく増加。令和7年度にはついに30万人を超えました。さらに、通信制高校では、不登校経験者や特別支援が必要な生徒が大半を占めるケースも多いと言われています。

🍀「自分なんて」という諦めが、自立に向けた「一歩」を阻んでいる
通信制高校を選択する生徒が増加する一方で、現場では全日制高校とは異なる、根深い「心の課題」が浮き彫りになっています。
私たちが実施した調査では、全日制高校と通信制高校の生徒の意識に、顕著な差があることが見えてきました。
・「自分は誰かの役に立っている」という質問に対し「思わない・あまり思わない」と回答した生徒の割合:全日制の生徒が32.4%であるのに対し、通信制の生徒は54.9%に至る
・「自分が何かしたいと思った時に行動できる」という質問に対し「思わない・あまり思わない」と回答した生徒の割合:全日制の生徒が15.5%であるのに対し、通信制の生徒は30.3%と約2倍の結果に
このデータが物語っているのは、通信制高校に通う多くの生徒たちが、過去の不登校経験やさまざまな困難の中で、自己肯定感を大きく失っているという現実です。
「自分なんて社会の役に立たない」「どうせ行動しても上手くいかない」——。
こうした強い自己否定感は、未来への希望を奪うだけでなく、社会的自立に向けた「一歩」を踏み出す力を著しく減退させます。
💡進路未決定のままの卒業が引き起こす、社会的孤立
その結果、就職活動の時期になっても動けなかったり、一度の不採用で完全に自信を失い学校とも連絡を絶ってしまうケースも少なくありません。これが、通信制高校において約3割もの生徒が進路未決定のまま卒業を迎えてしまう最大の要因の一つとなっています。
さらに、通信制高校の生徒は「学校に通う」という機会が少なく、居住地も各地に点在しています。
結果的に、学校や友達との関係性が強くならないまま卒業を迎えてしまうケースも多く、そのような状況下における「進路未決定のまま卒業」は、さらに社会的孤立を深めてしまう要因にもなっています。
こうした重層的な課題に対し、多忙を極める学校現場だけで対応するには限界があります。生徒一人ひとりの複雑な事情に寄り添い、社会へと繋ぐためには、学校と社会の「架け橋」となる外部パートナーの存在が不可欠です。
私たちキャリアbaseは、生徒がどのような状態にあってもつながりを絶やさず、その時々に必要なサポートを届けられるよう、包括的な支援体制を築いています。

🌸いただいたご支援の使いみち
生徒たちが抱える「生きづらさ」は決して一様ではなく、家庭環境や発達特性などが複雑に絡み合っています。
ある時は就職に向けた具体的な助言を必要とし、ある時はただ静かに過ごせる安心感を求め、またある時は学校内の何気ない雑談から初めて本音を漏らすこともあります。
私たちは活動を通じて、「点」の支援だけでは解決できない現実に直面してきました。
個別就労支援・居場所・キャリア教育・校内キャリアサロンという4つの活動がシームレスに連動して初めて、誰ひとり取り残さない強固なセーフティネットとして機能します。
今回の目標金額1,200万円は、この「切れないつながり」を維持し、さらに多くの学校へ広げていくための包括的な活動費として活用させていただきます。
< 目標金額 >
1,200万円
< 資金使途 >
・2026年6月~2027年3月までの、NPO法人キャリアbaseの活動費の一部
個別就労支援、キャリア教育、居場所づくり、校内キャリアサロン等の包括的な活動
※主に人件費、広告宣伝費、交通費、居場所で提供する食費などに使用
<資金活用例>
・3,000円のご寄付:少し離れた地域に住む生徒の居場所へ通う交通費を支援できます。
・10,000円のご寄付:居場所で高校生13名が食事をとれます。
・30,000円のご寄付:通信制高校でのキャリア教育授業を1回開催することができます。
・50,000円のご寄付:通信制高校での校内キャリアサロンを月2回開催することができます。
・100,000円のご寄付:個別就労支援で約半年間、一人を伴走し続けることができます。
私たちキャリアbaseは、昨年、一昨年と、このクラウドファンディングで1,000万円を超える寄付金を皆さまから応援いただき、支援活動を行ってきました。
また、その寄付とともに、昨年度は約4,000万円の助成金を各所から受け、ミナトリープロジェクトや校内キャリアサロンを「事業化」することができています。
一方で、助成金を活用しながら事業を行うためには、活動の永続性から「20%以上の自己資金の確保」が求められます。
ありがたいことに多くの社会資源に私たちは生かされ、支援活動ができていますが、それは皆さまからの「寄付」が“源”になって、力強く支えてくださっているからに他なりません。
本年はこれまでよりも大きな目標設定になっていますが、多くの事業実行を実現するために、どうかお力添えを頂ければ幸いです。