2024.06.17
休眠預金を活用した『高校生世代の子育て家庭「くらしと学びの危機」緊急支援事業』の実行団体に採択されました!
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この度、休眠預金等交付金を活用した『高校生世代の子育て家庭「くらしと学びの危機」緊急支援事業』(資金分配団体:キッズドア様、READYFOR様)に採択されました。本事業の実行団体として、キャリアbaseでは2024年7月より、下記事業の実施を予定いたします。
〜通信制高校内での「校内キャリアサロン」モデルの展開〜
・事業期間:2024年7月〜2025年2月
今回、私たちが主な事業対象とするのは、通信制高校に通う生徒の中でも、「進路未決定のままの卒業予備軍」にあたる生徒たちです。昨年度も実に2.4万人の生徒たちが進路未決定のまま卒業しました。
当然ながら高校現場では、教職員の方々が日々、生徒に寄り添ったサポートを行っています。しかし、個別の就労支援は時間がかかり、教職員の方々に求められる仕事は多岐にわたります。通信制高校の需要が増える一方で、サポートに当たるためのリソース不足は、大きな課題です。また、高卒就労のサポートには専門的なノウハウが必要ですが、教職員の中でそれを持つ方はまだ少なく、校内サポートだけでは限界があります。
一方で、高校生のキャリアを支援したいと考えるキャリアコンサルタントや心理カウンセラーなどの資格を持つ支援者候補は多く存在し、支援に協力したいという応募も非常に多く届きます。
本事業では、就労に関するノウハウを持つ民間団体と学校の連携モデルとして、通信制高校内に「校内キャリアサロン」の設置を目指します。活動状況は、SNSやブログを通じて随時公開予定です。支援を必要とする学校や高校生・保護者に届くよう、シェアしていただけると嬉しいです。
日々私たちの活動を応援し、サポートしてくださる皆さまのおかげで、事業を継続し必要な支援を届けることができています。皆さまの期待以上の成果を上げられるよう、本事業も精一杯努めてまいります。引き続きよろしくお願いいたします。