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【第3回】通信制高校で活動する『キャリアサポーター育成講習』を開催しました!

【第3回】通信制高校で活動する『キャリアサポーター育成講習』を開催しました! | 休眠預金活用事業|キッズドア

10月30日(水)、1級&2級キャリアコンサルティング技能士の福島雅史先生に講師として登壇いただき、第3回目となる『通信制高校で活動する、キャリアサポーター育成講習』を開催しました!講習の概要についてはこちらをご覧ください

福島雅史 先生 プロフィール

キャリアコンサルタントの国家資格を持ち、1級&2級キャリアコンサルティング技能士、キャリア・ライフ代表、国家資格試験対策講座の運営(セルフキャリアドック導入・中小企業支援)、NPO法人日本キャリアコンサルティング協会理事長など、幅広くご活躍されています。

本講習は、休眠預金等交付金を活用した『高校生世代の子育て家庭「くらしと学びの危機」緊急支援事業』(資金分配団体:キッズドア様、READYFOR様)のプロジェクトの一環で実施しています。
参考:休眠預金を活用した『高校生世代の子育て家庭「くらしと学びの危機」緊急支援事業』の実行団体に採択されました!

 講習の目的

本講習の目的は、通信制高校での支援活動において活躍できる人材を育成していくことです。高校生への支援を担うキャリコン人材や、支援活動に関わる人材の、対人支援におけるコミュニケーションスキルやキャリアコンサルティングスキル向上を目指します。

講習は全6回のプログラム。受講者の方には全6回の講座を連続してご参加いただくことを推奨しています。続けて受講いただくことで学びが深まり、よりキャリア支援者としてのスキルアップに繋げていくことを目指しています。

第3回講習 アジェンダ

1.アイスブレイク
2.仕事理解の基礎
3.自己開示スキル
4.クリティカルシンキング
5.ケースカンファレンス

第3回は、個別ワーク・ペアワーク・グループワークと実践で活用できるワークがさらにボリュームアップ。様々な場所で活動している参加者同士、それぞれの視点に触れることで、お互いに多くの気づきを与え合う時間となりました。

【自己開示演習】では、人は「”何を教わるか”より”誰から教わるか?”」も大切であるという点に着目。相手が相談をしやすい場を作るために、まずはキャリアサポーター自らが自己開示をする大切さを学びました。「実は…」から始まる自分の意外な一面を紹介し合うワークで盛り上がったあと、ワークシートをもとに自らのキャリア・ヒストリーを書き込み、自己開示の演習に取り組みました。

【クリティカルシンキング】のワークでは、批判的思考とクリティカル・マインドについて学び、その視点からグループで事例ケースに取り組みました。相手や物事にバイアスをかけずに事実にもとづいて情報を提供する、相談者の課題を論理的に整理するなど、キャリアサポーターとして大切な心がけを学びました。

【ケースカンファレンス】では高校での相談事例ケースを基にグループで支援内容を検討して問題把握を深めていく練習を行い、それぞれのグループの内容を全体でシェアしました。

参加者の声 (実施後のアンケートより)

  • 寄り添うことの大切さを、改めて感じました。自分も、プラスのストロークで、受容と共感をベースに、日々のコミュニケーションを進めていきたいと感じました。
  • 本日、初めてリアルタイムで参加させていただきました。グループワークで他の方の意見を聞いて内省が深まり、気付かされることも多くありました。
  • 本当に?という視点、批判的な視点も自分の中に持ちながら、生徒の話を傾聴・共感・受容していきいけるようになりたいと思いました。日々の中でもトライしていきたいです。
  • 面談でナラティブアプローチを使ってみたいと思います。
  • 様々な業界や業種経験のある方々とのグループディスカッションで視点が広がりました。
  • まずは、自己紹介を高校生に向けてするというところを意識する、そしてクリティカルシンキングを持つことを心がけたいと思いました。
  • キャリアコンサルタントの仕事の可能性に気づきました。専門領域で活躍されている方がいたので、自分が改めてどんな方を支援していきたいのか無限の可能性を意識しながら確認してみたいと思います。また、テキストが素晴らしく、改めて学べる機会を用意してくださり感謝いたします。ナラティブやクリティカルシンキング、その他のことも現場で自然に利用できるようになっていきたいと思いました。
  • 違和感を放置しない、また自分のキャリアヒストリーを再検討しようと思います。
  • グループワークが多く、いろいろな職種の方のお話を聞けて勉強になりました。
  • 自己開示スキルを高めるために簡潔でわかりやすい自己紹介(キャリアヒストリー)を考えたいです。また自身の作業を見える化することで時間の使い方を見直したいと心から思える点に気付きました。面談でも活用できそうです。
  • いつもそうですが、講義だけでなく毎回実践があり、自分が発表したり、人の発表を聞いたりすることで多くの気づきをいただいています。ありがとうございます。
  • 通信制高校の生徒の事例はありがたかったです。どこにお繋ぎするか、先生だけでなく保護者にもヒアリングするなど、まだまだできることはあるのだなと感じました。

福島先生、ご参加いただいた皆様、貴重なお時間をご一緒いただき誠にありがとうございます!
次回、第4回目の講習は、11月29日を予定しています。

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