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【第6回】通信制高校で活動する『キャリアサポーター育成講習』を開催しました!

【第6回】通信制高校で活動する『キャリアサポーター育成講習』を開催しました! | 休眠預金活用事業|キッズドア

1月31日(金)、1級&2級キャリアコンサルティング技能士の福島雅史先生に講師として登壇いただき、第6回となる『通信制高校で活動する、キャリアサポーター育成講習』を開催しました!
講習の概要についてはこちらをご覧ください。

【福島雅史先生 プロフィール】

キャリアコンサルタントの国家資格を持ち、1級&2級キャリアコンサルティング技能士、キャリア・ライフ代表、国家資格試験対策の運営(セルフキャリアドック導入・中小企業支援)、NPO法人日本キャリアコンサルティング協会理事長など、幅広くご活躍されています。

講習の目的

本講習の目的は、通信制高校での支援活動において活躍できる人材を育成していくことです。高校生への支援を担うキャリコン人材や、支援活動に関わる人材の、対人支援におけるコミュニケーションスキルやキャリアコンサルティングスキル向上を目指します。講習は全6回のプログラム。受講者の方には全6回の講座を連続してご参加いただくことを推奨しています。続けて受講いただくことで学びが深まり、よりキャリア支援者としてのスキルアップに繋げていくことを目指しています。

第6回講習 アジェンダ

  1. アイスブレイク
  2. 相談実施技法の習得度
  3. ハーズバーグの2要因論
  4. ケースカンファレンス
  5. 質疑応答

アイスブレイク

これまでの振り返りを兼ねたアイスブレイクでは、二人一組になって自分が一番活躍した時のことを話し、聞き手は感動を呼ぶMVPへのヒーローインタビューのように共感的に質問するというのを実践しました。会話を広げて楽しむ練習のなかで、事柄や感情への深堀をしました。
 

相談実施実技の習得度チェック

自分の中で特に優先度が高い習得語法項目をピックアップし、習得するにあたり自分自身の面談傾向や具体的な進め方などを書き出して考えていき、グループワークでシェアしました。
次に、選んだ技法をマスターするためにどのような目標が必要かをワークシートに沿って考えていき、それは果たして前向きに取り組めそうか、後ろ向きな要素はないかを書き出していきます。

その上で、相談者と一緒に面談初期で具体的な目標を設定する共同作業の大切さと、そこから行動計画を立て実行することが重要であると学びました。

ハーズバーグの二要因理論

この理論を活用する3つのステップを知り、“満足”をつくるワークセッションに取り組みました。

  1. 不満足を解消する
  2. 満足するための条件を把握して整理する 
  3. 満足をつくる      

ケースカンファレンス

最後に、これまでの学習と相談業務の経験を踏まえて“困った事例”や“難しいと思った事例”について、個別ワークで各自ケースカンファレンス資料を作成し、グループワークで支援策を共有し検討しました。各チームで選んだケースについて時間ギリギリまで話し合いが行われました。一人でなんとかしようと抱え込んでしまうことがあるなかで、このように一緒に悩み考えてくれる仲間がいることは、新しい視点が増えるとともに、なんて心強いのだろうと改めて教えてくれる時間となりました。

最後に参加者の声をご紹介!(実施後のアンケートより)

  • ケースカンファレンスでは、いろいろな視点の人から意見を聞けて参考になった。行動計画を一緒に立てるということを体感できた。
  • 自分のキャリアコンサルティングを振り返るのは良い機会だった、また、他の方の視点も聴けたのがとてもよかった
  • 5W1Hの具体例としてウォーターサーバー購入がありましたが、実務でこうも活かせるのかと改めて基礎の大切さを学びました。
  • これまでの経験を振り返り、今後の役割を考え目標設定をすることの大切さを学びました。
  • 相談者が考えたものを聞くのではなく、どうしてそう考えたのかを聞く
  • 6回の講習ありがとうございました。月1回の勉強会はすべて気づきがあり、翌日の面談で活かせる事も沢山ありました。本当にありがとうございました。
  • 途中からの参加でしたが、回を追うごとに手ごたえがあり、学びになりました。これからも精進します!
  • 基本をしっかり丁寧に行う事が何よりも大事だなと痛感しました。今後の支援のお仕事全てに活かせると思います。福島先生、運営の皆さま、いつもあたたかい場づくりでサポート頂きましてありがとうございました。

福島先生、ご参加いただいた皆様、半年間ありがとうございました!!

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