「発表の仕方」ガイダンスを実施しました!(千葉県立小金高等学校さま)

1/8(水)千葉県立小金高等学校・1年生向けに、グロービス経営大学院で講師をされている中村直太さんに登壇いただきました!
今回のテーマは「発表の仕方」です👀
9月に中村さんが登壇してから5か月ほど経ちました。生徒たちは自分たちで立てた“問”に対するアクションを繰り返し、企業訪問・インタビュー・調査などチームによってアクションは様々でした✨
一生懸命取り組んできたことをどのように伝えたら良いのか?
どうしたら“いい発表”ができるのか?
そもそも“いい発表”とはなんなのか?
先生方は生徒の取り組みを近くで見守ってきたからこそ、このアウトプットの時間をよりよいものにしたいという想いがあり、“伝える”プロフェッショナルである中村さんにアプローチしていただく流れとなりました!!
〇いい発表とは
はじめにグループごとに“いい発表のイメージ”を話し合います。
そして中村さんが“いい発表”の例として『∞プチプチ』『∞エダマメ』の開発者であるおもちゃクリエイターの高橋晋平さんの映像を流した後、もう一度グループで話し合いを行いました!
生徒たちの話し合いを聞いていると「こうしなきゃいけない」という固定概念が外れて、「こんなことしていいのか!」「こういう風に伝えたい!」「こういう工夫をしたら面白いんじゃないか!」と一気にアイディアが広がっていきました✨
〇いい発表の準備
“いい発表”をするには“いい準備”が必要と伝えた中村さん。
それではどのような準備をすればよいのでしょうか?
中村さんは準備項目を5段階に分けました🌱
- 何を伝えたいかを考える(メインメッセージ)
- どんな聞き手かを考える(知識・関心・感情)
- どのように伝えるかを考える(順番・表現)
- 聞き手の気持ちで仕上げる(チェックリスト)
- 練習!練習!練習!(チェックリスト)
中村さんのガイダンスを聞くうちに発表に対する苦手意識やイメージが変わっていったように感じました✨
生徒たちはメモした内容をグループでシェアしあいながら、自分たちのグループの発表方法について、聞き手の状態も考えながら作戦を練っていきます。中村さんのガイダンスを聞くうちに発表に対する苦手意識やイメージが変わっていったように感じました✨
〇中村さんからのメインメッセージ
最後に中村さんからガイダンスのメインメッセージが贈られました。
みんなで「挑む発表」をしてみよう!という中村さん。
「挑まなければ、大きな失敗はないかもしれないけど成長もない。でも挑めば大きな失敗をするかもしれないけど、大成功をするかもしれない。そして大成功でも大失敗でも挑めば大成長に繋がる!」
「挑んだ結果、うまく話せなかったり、言葉が出てこなかったり、頭が真っ白になったとしても、いいじゃない!そうやって挑む発表をした人をみんなで称えようよ!仲間の挑戦を笑う人ではなく応援する人になろう。そういう雰囲気をみんなでつくろう!」
授業が終わるころには発表に対して少し不安そうだった生徒の表情が自分たちのチームへの期待や「やるぞ!」という前向きな気持ちを表しているような晴れた表情に変わっていました🌱
また、ガイダンスの内容は先生方にも響いていて、大きく頷く先生や「私たちも日頃の授業が発表のみたいなものなので、とても勉強になりました」と中村さんに元に伝えに来ていました。
事後アンケートでは、
- 今まで発表方法より内容を気にしてたから、わくわくした。
- グループワーク中に他の講師の方が話しかけてくださったおかげでより話し合いの質が高まりよかったです。
- グループワークの時間が多く、退屈することなく発表に集中できた。とても面白かった!
- 発表の内容を話し合うのに大変だったのでとても意味のある時間だった。
- 本番は絶対緊張するけど、チャンスだと思って練習から本気で頑張る。
- 今までの自分が経験してきた発表に足りないことを学ぶことが出来て、次から実践したいと思えた!
- いい発表にするために必要なことが理解できたし、中村さんの話がとてもわかりやすかった!
- 今の自分に必要なことが明確に分かり、これからの人生においてもとても役に立ちそうです。
- 堂々と自信を持って発表するには、原稿を頼らないことが必要だと思いました。だから、あえて原稿は作らないで、箇条書きなどで言いたい内容をまとめるだけにしておくのもありだと思いました。大きな声で、聞き手の状態を意識しながら、いい発表をできるようにしたいです!
- 寒さを吹き飛ばすような素晴らしいガイダンスだったと思う!
- もう一回来てほしい!
中村さんの愛犬・ぜんまるとなつめもみんなの発表を応援しています✨🐶🐶
小金高校のみなさん、中村さん、ありがとうございました!!