【令和7年度版】第8回オンライン進路セミナーを実施しました!カシマ教育グループさま(鹿島学園高等学校・鹿島朝日高等学校・鹿島山北高等学校)
キャリアbase代表の草場が講師として登壇し、全国の鹿島学園高等学校・鹿島朝日高等学校・鹿島山北高等学校の生徒に向けた、オンライン進路セミナーを実施しました。
💬 今回のテーマ:「二次応募からの就活」
10月に入り、高校生の就職活動では“二次応募”が始まる時期です。今回は、一次応募で思うように進まなかった生徒や、あらためて自分に合う会社を探したい生徒に向けて、「二次募集企業の特徴」「複数応募のポイント」「内定に近づくための考え方」についてお話ししました。
草場からは、「面接に落ちた=失敗ではない。相性が違っただけ。行動が未来を創る」というメッセージが伝えられました。恋愛になぞらえながら、告白のように“伝える勇気”が就活の第一歩だと話す場面では、チャット欄にも多くの反応が寄せられました。
📊 データから見る令和7年度の就活動向
依然として「売り手市場」ではあるものの、地域や業種による差が大きく、早期化とミスマッチへの注意が必要です。
💼 今年の企業が高校生に求める資質とは
今年(令和7年度)の特徴として、企業は単なる「スキル」よりも、“環境変化に適応できる姿勢”と“人との関係を築く力”をより重視しているという調査結果が可視化されました。これは、デジタル化や人材流動の加速、そして職場の多様化が進む中で、高卒社員にも“チームで成果を出せる人材”が求められていることを示しています。
📊 データから見えた3つの傾向
1️⃣ コミュニケーション能力が引き続き最重要(80%以上の企業が重視)
規模の大小を問わず、職場での協調・報連相・顧客対応など、対人スキルが鍵に。
2️⃣ 中小企業では「誠実さ」「協調性」を重視
少人数の職場では、人柄とチームワークの良さが評価に直結。“誰かの役に立ちたい”という気持ちが採用理由になるケースも多いです。
3️⃣ 大企業では「ストレス耐性」「リーダーシップ」への注目が上昇
変化の大きい大規模組織で働く上で、柔軟さと粘り強さがより重要視されています。
✏️ ワーク:「じぶんらしく働く」を書き出してみよう
後半では、草場が講師として、生徒たちに「Will・Can・Must」を使った自己理解ワークを行いました。
- Will(やりたいこと) 例:制服がある会社で働きたい/リモートワークがしたい/人間関係が落ち着いた環境で働きたい
- Can(できること) 例:コツコツ続けられる/掃除や整理整頓が得意/年齢関係なく仲良くなれる
- Must(求められること)例:礼儀・マナー・意欲・基本的なコミュニケーションスキルなど
生徒一人ひとりが、“自分にとっての働く価値観”を整理しながら、これまでの経験や得意を言葉にする時間となりました。

🗝 内定獲得のポイント
- 企業が求める人物像を事前に把握する
- 職場見学で質問し、面接対策に活かす
- 教職員と連携し、企業との情報共有を大切にする
📢草場からのメッセージ
「早く決まることよりも、自分らしく働ける場所を見つけることが就活の成功」
📝生徒アンケートより
- 二次応募について詳しく知れた
- 就活は恋愛と同じで、ちゃんと対話しないといけないということを学べた
- 一度挫折すると立ち直れないタイプだったけどこの話を聞き何回も失敗してきている人も何回も何回もやって成功していると理解できた
- 将来のことについてよく考えられた
- will.can.mustについて考えれた
- 困ったときの相談窓口になると思った
- 既に9月までには一度は受けているのが普通というのは初耳だったのでもう少し焦ろうと思った
- 長所を考える場面があった
- 企業の求めているものについて新しく知れたことがあった
- 失敗してもいいとわかった
- 就活している高校生に比べ、高校生を求めている企業は多く、その倍率は3倍以上もありチャンスに恵まれている環境だと知ることができた
- 何月に何が起きているのか知ることができ、自分の分析もできた
- willのときに他の人が考えていた内容を見てこういうことでもいいんだと思った
- バイトの面接に一度落ちて落ち込んでいたけど、話を聞いて、また別の面接に挑戦しようという気持ちになれました
- 自分と同じような状況の方の意見も聞くことができた
- 周りより遅れたスタートとなってしまったので、厳しいと思ってましたが質問や回答を聞いて安心した
- 失敗しても自分がダメだったのではなく、相性が悪かったのであり気にせず次に行くという点が励まされた
ほか
ご参加いただいた皆様、ありがとうございます!!!