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【オンライン職業講話】第3回『とりドリさんの場合。』を実施しました!カシマ教育グループ(鹿島学園高等学校・鹿島朝日高等学校・鹿島山北高等学校さま)

【オンライン職業講話】第3回『とりドリさんの場合。』を実施しました!カシマ教育グループ(鹿島学園高等学校・鹿島朝日高等学校・鹿島山北高等学校さま) | キャリア教育

カシマ教育グループにて今年から実施しているオンライン職業講話『とりドリさんの場合。』は、色とりどりな働く大人たちが2人ずつ登場し、それぞれの視点から仕事のお話や、「働く」を通して気づいた大切なことなどを話していただく「働く大人図鑑」のような内容です。2月までの全6回シリーズ、12人の大人を知る機会を通して、なりたい大人像・自分らしいロールモデルを模索していただく時間です。

🐥本日最初の“とりドリさん”は…

整体師・シンガー・通信制高校の先生 松嶋 希依(まつしまきえ)さん。
希依さんからは「普通ってなんですか?」をテーマにお話いただきました。幼少期から最近までに遭遇してきた“普通”の壁、そして運命の恩師との出逢い。それらを通して、“人と異なることが個性”だと気付くことができたそうです。

松嶋さんが伝えてくれた大切なこと

①周りと何か違うと感じたら、 どう違うのか自分と向き合ってみよう!自分を知ることでその個性が唯一無二に輝きだすよ♪
②自分のことが分かると、周囲とのコミュニケーションが取りやすくなるよ!
③理解者は必ず現れるから、 諦めないで自分が輝けるステージを探し続けよう!
~自分を押し殺すことなく必要に応じて相手に合わせてあげることができるように~

生徒からの質問(ピックアップ)&松嶋さんからの回答

Q: 自分が働いているイメージがあまりつかないので社会に出ていけるのか不安です。
A: その気持ちよくわかります!私も就職活動中、働いているイメージが全く湧かず、最終的には芸能の道を選びました。芸能の道に進みたいという確固たる意思もありましたが、どこか逃げ道を探していたという側面もあったと思います。

とはいえ今の自分の人生に後悔はありませんが、唯一、就活前にもっときちんとやっておけば良かったと思うことは、自己分析です。この時点で自分ともっとちゃんと向き合っていたら、また違った道もあったのかもなんて考えることもあります。

本日のお話の通り、自己分析は自分が今後どうなりたいのかのビジョンを明確にしてくれます。是非一度ゆっくりと自分と向き合う時間を作ってみてください。あとは、職場体験などのイベントがあれば参加してみたり、アルバイトをしてみたりするのもおすすめです!一度自分を「働く」という状況に置いてみると、ハードルが結構ぐっと下がったりします。自分の興味関心に近いものを選んで参加するとより効果的なので、やはり、まずは自己分析から始めてみてはいかがでしょうか?

働くことは、自己表現の1つだとわたしは思っています。質問者さんが将来どんな自分になりたいのか、是非ゆっくり考えてみてくださいね。
すぐに答えは出なくも、答えを求め続けることで、必ず未来は切り開くことができます!応援しています!

🐥二人目のとりドリさんは・・・

自動車整備士、人のお話や悩みを聞く仕事 水野 耕輔(みずのこうすけ)さんです。水野さんからは、自動車整備士の仕事や資格について、“もし街中を走っているトラック そのトラックが故障して 全部動かなくなったら、社会はどうなってしまうんだろう?”というところから、生活に直結する大事な役割を教えてくださいました。

そして、“お話聴きますがかり”メンタルケアスペシャリストのお仕事について話してくださいました。
私たちは学校や家族、友達、職場など限られた場所にしかいないように見えるけれど、世界は限りなく広いこと。そして、そこへ出るにはとても怖いし勇気が必要だけど、その勇気を渡すためにこのお仕事をしているそうです。

水野さんが伝えてくれた大切なこと

①自動車整備士は社会を守るヒーロー!
②世界は限りなく広く、あなたを待っている人がいる
③広い世界に出た時、あなたの手をぎゅっと握ってくれる人がもし現れたら、その手を離さなければ大丈夫!

生徒からの質問(ピックアップ)&水野さんからの回答

Q:自分がやってみたいことが合わなかった時、周りを振り回したりしないか不安で、辞めるかどうかの判断が出来ないことがあります。
A:自分がやりたい!と思ってやってみたけれど、自分には合わなかったりとてもしんどくて無理だったっていうこともあると思います。しかも周りの人も巻き込んでしまっていると…やめたいのにやめられない。

そんな時に大切だと思うのは「自分はどうしたいのか」なのだと思います。あなたは、あなたの人生を歩んでいます。周りの人のために生きているわけではありません。自分の責任において「自分の人生は自分で決めていい」のです。

もちろん、誰かを振り回して迷惑をかけるかもしれません。それはそれでしっかり「ごめんなさい」と謝って、その結果離れていってしまっても、それでいい。その後であなたの人生に必要な人が必ず現れます。自分でやりたい!と言ったのにできなかった、そのことに失敗したなと落ち込むのではなく、これは私にはできなかったんだなと「学んだな」と思って欲しいのです。その学びが、のちの自分を支えたり同じ思いをしているどこかの誰かの支えになったりしますよ。大丈夫です。

「自分はどうしたい?」と心にいるもう一人の自分に話しかけてあげてくださいね。

生徒アンケートより

  • 将来の仕事を一つにまとめなくても大丈夫であると分かった
  • 自分を責めることがたくさんあったから、自己分析をするということはとても今後の生活に活かしたいと思えた
  • 色々なことに挑戦するのもいいことだと分かった
  • 自分の悩みが小さく感じた
  • 自分が思っている以上に世界が広いことを教えて貰えた
  • 仕事のことを資料を使って教えてくれたり、実際自分がしたことなどを細かく教えてくれすごくわかりやすかった
  • 普通とは何か深く考えることができた
  • あまり知らなかった整備士についてのことも知れた
  • お二人の話をきいて、まずは自分のことをよく理解することが大切だなと強く思いました
  • 自己肯定感の上げ方や気持ちの上げ方など自分の考えが少し変わった気がします
  • 自分で自分を褒める事を学べた
  • 講話をしてくださった方々も自分と似たような悩みを抱えていると知れた
  • 自分と向き合うためには自己分析をし、課題に取り組んで、自分を褒めることが大切になると知って自分に役立つことだと思いました

松嶋さん、水野さん、ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!!

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