【第8回浦安探究ゼミ】ついに、施設で本番!(千葉県立浦安高等学校さま)
11/28(木)、千葉県立浦安高等学校1年生向けの『第8回探究ゼミ』に、外部講師としてキャリアbaseあすリード部・倉持が登壇しました!今回も、通信制非常勤講師や整体師、音楽家として活躍されているミナトリー・松嶋さんにサポートいただきました✨
〇いよいよ本番・・・!
生徒が半年間かけて準備してきた『施設の方に楽しんでいただける運動企画』がついに本番を迎えました!
みんなで自転車に乗って学校を出発🚲15分ほど自転車をこいで緑豊かな素敵な施設に到着しました!初めて入る福祉施設にどきどきしながら入っていく生徒たち。
利用者さんたちが集合する前に各チームの準備を進めます✨みんなで協力しながら、机や椅子を動かしたり、段ボールを組み立てたり、ゲームの会場をセッティングしたり、体操で使う音楽をスピーカーにつないで音の確認をしたりと全員が“自分にできること”を考えて行動していました☺
利用者さんたちが集まってくると「こんにちはー!」とあいさつを交わします。「浦安高校の1年生です。宜しくお願いします!」と礼をすると、大きな拍手と笑顔で迎えてくれました✨
〇企画した体操&運動ゲームスタート!
みんなで楽しく体操をしたあとは、3か所に分かれて運動ゲーム開始!
利用者さんにわかりやすいように大きな声でゆっくり話す生徒、耳元で教える生徒、目線を合わせて会話をする生徒、利用者さんに楽しんでもらいたいという気持ちで盛り上げる生徒、拍手を送る生徒、ハイタッチをする生徒。
全員が利用者さんとの時間を大切にしていることが伝わってきました。それは先生や私が指示をしたことではなく、目の前にいる人を大切に想った生徒たちが自らとった行動でした。
利用者さんたちは高校生たちとの時間を楽しみ、終始素敵な笑顔を見せてくださいました✨
〇「今日という日を指折り数えて楽しみに待っていました」
利用者さんに「楽しかったですか?」と聞いてみると、
「高校生たちが来てくれて本当に嬉しい。今日という日を指折り数えて楽しみに待っていました。」と言ってくれました。
生徒たちは半年間、色々な準備をしてきましたが、実際にこの日にとった行動のひとつひとつが何より利用者さんの心に届いたのだと思いました。
終了後、施設長の方からは、
「今日のために半年間準備をしてくれてありがとうございました。私たちも日頃レクリエーションを行っていますが、高校生ならではの企画や声かけがあって利用者さんの見たことのない笑顔をみることができましたし、職員も笑顔になりました!!」
と、感謝の言葉を贈っていただきました。
生徒たちはやりきった達成感と、利用者さんとの温かい時間の中で心が育まれ、少し高揚しているように感じました🌸
半年間生徒たちと時間をともにしてきましたが、今日が一番生き生きとしていたなと感じました。生徒たちは「自分にできることを考え行動する力」と「アドリブ力」、そして「思いやり」をたくさん見せてくれました。
その姿に胸が熱くなりながらも、まさにこれが探究授業で養える力だと確信しました。これはどんな進路に進んでも、その先、社会に出ても大切な力だと思います。
だから生徒たちには自信を持ってほしい。
誰かを笑顔にできた自分を褒めてほしい。
誰かを心の底から笑顔にすることは簡単なことじゃないと思うけど、みんなはそれを実現してくれました。みんな、すごいことしてるよ!よく頑張ったね。
浦安高校の探究ゼミは残り2回となりました。年明けまたみんなに会えるのを楽しみにしています🌱
よいお年を~🌟