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【個別就労支援】アルバイト継続と正社員での就職に悩む生徒のケース

【個別就労支援】アルバイト継続と正社員での就職に悩む生徒のケース | 個別就労支援

2月も半ばになりました。来月は3月。卒業式が目前となってきました。
キャリアbaseがサポートをする高校では、早いと3月6日が卒業式というキャンパスもあります。

高校卒業後の次の所属先が決まった生徒もいますが、決まっていない生徒は不安を抱えながら過ごしています。

今回は、「今のアルバイト以外に就ける仕事があるか不安」「正社員も考えているけど、アルバイトでもいいかもしれない」「収入がギリギリになるのは避けたい」と悩み、優先順位が定まらない生徒の事例のご紹介です。

近い将来に対する不安と迷い

今回相談に来てくれた生徒は、現在アルバイトをしています。高校生のアルバイトで考えると、それなりに収入が得られているようです。

「アルバイトでもいいかもしれない」と、面談当初は口にしていました。アルバイトでもいいかもと考える理由は、『今の生活環境を変えることへの不安』と『やりたい仕事がわからない』からのようです。

けれど、アルバイトを続ける場合、収入がギリギリになってしまうことも気がかりだということ。

求人情報は何回か見たけど、なかなかやりたい職業がなく、1つ見つけて問い合わせたと言います。けれど、「高校生は募集していない」と言われてしまったということでした。

「似た職業を見つけようと思うけど…はっきりと決まっていなくて…。」と悩んでいます。なかなか、次のアクションを決められずにいたようです。自分で気になる求人に問い合わせをした、行動力がある生徒。悩みを解決するための優先順位が決まらず、動き出せない様子も感じられました。

悩みに寄り添いながら優先順位を整理

悩みの解決は一筋縄ではいかないですが、卒業も間近。生徒の想いや悩みに寄り添いながら、優先順位を整理します。

◆自分の人生どうなったら「幸せ」と感じるかも大切に

二人妹がいて、とても妹想いの生徒。保護者に心配かけないよう「妹たちを優先してほしい」ので高校卒業後のことを考えて、金銭的に足りなさそうだからと、バイトのシフトを増やしてちょっとずつ貯められるようにしていると言います。

生徒自身の人生でもあるため、自分の人生どう選択していくと「幸せだ」と感じるかも大切だということを伝えました。

◆正社員で仕事を探したい

話を進める中で、生徒自身は販売・事務・接客・オフィスワークの求人が気になる様子。今のアルバイトを継続することも考えていたものの、今の時期は正社員で仕事を探したいとのことになりました。

卒業が間近なことは生徒自身も焦りを感じているようで、正社員でどうしてもだめだったらアルバイトで、アルバイトでも正社員に変われるところでやってみたいという前向きな発言が出ています。

今回の生徒の場合は、学校が作成する調査書発行期間について先生に確認をすると、3週間かかるということ。調査書の発行は、その場で先生に依頼をしました。

通勤ができそうな範囲内で、応募が可能そうな求人を見ることから再スタート。調査書発行までの期間の間に、求人票を見て気になる求人の職場見学を進めていこうとなりました。

これから面接練習なども始まる予定です。内定が決まるまで、寄り添って見守っていきたいと思います。

期限がある中での「次の一歩」を踏み出すために

高校生の就職活動の場合、自分で用意する履歴書だけでなく、学校が発行する調査書も必要です。

調査書の発行には2~3週間ほど時間がかかります。その間に、生徒自身が進むためには何ができるかも合わせて一緒に考えることで、一歩を踏み出せたらと願っています。

「どんな仕事が自分に合っているか分からない」「将来が不安で動けない」という高校生こそ、周りの先生や保護者といった信頼できる大人へ相談してみてほしいです。

相談してもなかなか前に進むことが難しい場合は、ぜひキャリアbaseをご活用ください。悩みを整理し、自分に合った一歩を一緒に見つけていきましょう。

キャリアbaseへの連絡は、メールやInstagramをご活用ください。

メール:https://career-base.jp/contact/
Instagram:https://www.instagram.com/career_base/

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