個別就労支援

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【個別就労支援】“今”の彼らを見てほしいと願いながら活動しています。 | 個別就労支援

【個別就労支援】“今”の彼らを見てほしいと願いながら活動しています。

みなさん、こんにちは。 日照時間が短くなり、肌寒さを感じる季節となりました。 さて、今回はキャリアbaseの個別就労支援の現場の様子についてお伝えいたします。 キャリアbaseでは、学校からの相談や依頼後に生徒との初回面談を実施し、個別就労支援を行っております。 初回面談から始まり、順調に伴走支援を行っていたうちの3割ほどの生徒から、「実は」ということで自己開示がありました。 障がい者手帳を持っていること 親の暴力で悩んでいること 生活保護であること 親の離婚が決まっていること など 生徒たちは、これから自分自身の将来に向けて真剣に向き合った結果、抱えている悩みを共有してくれたようです。 先生や周りの大人に本当の悩みを伝えられず、抱え込んでいた生徒からの自己開示。 特に10月11月は、生徒の自己開示から就職希望のエリア変更や職種の変更も含め、伴走支援の仕方を変更する工程がいくつもありました。 伴走支援をしながら感じることは、過去の悩みや本人以外の周辺環境は簡単には変えられないことです。 「変わりたい!」 「働きたい!」 「自立したい!」 現状を打破しようと、未来に向けて行動する子どもたちにチャンスをいただける企業を探しながら、個別伴走支援を行っています。 個別伴走支援は、就職先への内定がゴールではありません。 就職後の彼らの居場所が輝けるよう、本人の適性や希望のキャリアに合った企業を探しながら丁寧に進めています。 個別伴走支援では、生徒の就労支援だけでなく、ハードルを抱えた生徒を受け入れてくださる企業が増えることも願いながら活動しています。 ぜひ、ハードルを抱える高校生を受け入れてくださる企業様がいらっしゃいましたら、キャリアbaseへお声がけいただけると幸いです。 キャリアbaseお問合せ先 https://career-base.jp/contact/  

【お礼】11/21(火)法人第2期活動報告会を開催しました! | 個別就労支援

【お礼】11/21(火)法人第2期活動報告会を開催しました!

こんにちは、広報担当のくるしまです! 毎日とても寒暖差が激しいですが、みなさなお変わりないでしょうか? 先日(11/21)、無事にキャリアbase法人第2期活動報告会を開催いたしました。当日は、平日の夜にもかかわらず、50名を超える多くの皆さまにご参加いただきました。ご参加いただきましたみなさまには、この場を借りて改めてお礼申し上げます。 日程が合わず、当日お会いできなかったみなさまにもお楽しみいただけるよう、当日の様子は、後日アーカーイブ録画での配信も予定しております。今回のブログでは、簡単にみなさまにも当日の様子をご紹介いたします✨ 1.高校生の就活事情 キャリアbaseの代表理事・草場より、私たちの取り組む社会課題の共有として、高校生をとりまく就活環境の実態をお話しさせていただきました。 "そういうシステムをはじめて知りましたよ" "先生と合わない子にはきついシステムですね..." “学校教育のなかで学生に仕事に対して興味や関心を持ってもらう機会、考える機会がほんと必要だと感じますね” といった多くの意見や感想をいただきました。まだまだ、世間一般には知られていない現状も多く、今後も私たちがしっかり発信を続けていかなければならないと改めて感じております。 2.キャリア教育・個別就労支援の取り組み 続く、団体の活動紹介では、いつも現場の最前線で生徒たちと向き合っている、当団体の事務局長・福本より日頃の活動のご報告をいたしました。 特に今年度の個別就労支援は、10月末の時点で昨年の支援人数を超える勢いで伸びており、生徒たちの抱えるハードルも複雑になっています。今回は実態を知っていただくために、個人情報に配慮するため一部フィクションも交えながらお話しさせていただきました。 キャリア教育支援のパートでは、今年度実施させていただいた各種プログラムのご紹介をいたしました。私たちの提供する授業は大きく2つに分かれます。  ●高校1〜2年生向け  自己理解・探究・自己肯定感の醸成といった、進路を考える上でベースとなる部分を固める為の授業  ●高校3年生向け  全体スケジュール・求人票の見方・企業の選択の方法・履歴書の書き方など進路直結型の授業 高校1年生から3年間にわたって、必要な時期に必要な情報を提供し、就職に限らず生徒の進路選択全体をサポートしています。 3.居場所支援の取り組み 続いての居場所支援のパートでは、2023年4月より運営を始めた“ふらっぽ北柏”の取り組みを中心にご案内しました。 私たちは“いつでも拓かれた「おかえり」と「いってらっしゃい」のある港のような存在”を目指して活動しています。 居場所事業は、そうした活動を通じて私たちと関わって社会に出ていった若者たちが、ふとした時にいつでも戻って来ることができる場所を作りたい。そうした思いを込めています。 イベント開催実績のご紹介では、先日開催した“大人ふらっぽ”について、「まだ、呼ばれてないです!(笑)」といったお声をいただく場面もあり、盛り上がりました!今後のイベント開催の時には、広くお声がけも行っていきますので、みなさまぜひご参加ください! 4.記念撮影&懇親会 コンテンツ盛りだくさんのあっという間の1時間半!会の終わりは、本日の開催を記念してみんなで記念撮影を行いました。 草場の掛け声のもと、みんなで“みなとりーポーズ”!おかげで素敵な写真が撮れました!お顔出しにご協力いただいたみなさま、ありがとうございました! 最後に希望者を募って懇親会!今日の振り返りや、感想をワイワイお話できてとても楽しかったです😊 懇親会まで含めると、2時間におよぶ長丁場となりましたが、みなさまのご協力で盛り上げていただきとても素敵な会にすることができました。改めて、ご参加いただきました皆さま!本当にありがとうございました。 キャリアbaseでは今後もこうした支援者さまとの交流を大切にしながら活動を続けてまいります。みなさま、今後ともどうぞよろしくお願いいたします!  

【個別就労支援】11月から就職活動を始める生徒が多数! | 個別就労支援

【個別就労支援】11月から就職活動を始める生徒が多数!

みなさま、こんにちは。 2023年も残すところ、2か月を切りました。 2023年度は既に66名の個別伴走支援を行っており、現在34名伴走中です。11月には、新たに20名ほど支援を希望する生徒との面談が控えています。 11月に入ってからは、就職活動を始める生徒がさらに増えた印象です。昨年よりも、通信制高校に転職した新任の先生からご相談いただく機会が増えたこともあり、以下のような相談も増えてきました。 担任の先生が高校生の就職活動事情を知らない 高校生の就職活動にスケジュールがあることを知らなかった 高校生の就職活動に求人票があることを知らなかった 学校には就職について相談できる先生がいない など 7月に求人票が解禁、9月に応募・面接というスケジュールから遅れて、11月より求人票の見方から始めるという生徒が多数います。これから生徒の希望を確認しながら、求人を精査し、希望の企業の面接対策などを行っていく予定です。 採用活動は、早い企業だと既に求人をクローズしていることもあり、就職活動を開始するタイミングが遅いと、生徒の希望に沿った就労先の求人数が減っていくのは事実としてあります。 まずは、企業が来月12月の年末年始休暇になるまでの期間を目指して、活動を行ってまいります。

【2023年10月報告】通信制高校に通学する高校生の個別就労支援 | 個別就労支援

【2023年10月報告】通信制高校に通学する高校生の個別就労支援

キャリアbaseの活動の一つである、個別就労支援。 9月は面接対策や面接前日の送り出しなど、これまで以上に一人ひとりの生徒に寄り添った活動を行ってきました。 10月頭時点で、個別伴走をしている生徒数は61名です。学校で個別に対応をしてきたけれども、10月になって就職試験が本格化し、やはりキャリアbaseにお任せしたいと相談をいただくケースが増えてきました。 中には、一次応募の結果を受けて落ち込んでいる生徒もいますが、一人ひとりに寄り添いながら、次に受験する就職先の求人票探しを一緒に進めています。そして、並行して、新たに個別伴走支援の依頼があった生徒を受け入れております。 本年の傾向は、ジェンダー・不登校・ネグレクト、外国ルーツ・ひとり親・生活保護世帯など、複数のハードルを抱えた生徒が多数いることです。 ご相談いただいた生徒をすべて受け入れたい気持ちの一方で、現状は人数を抑えながら個別伴走をしています。人数を抑えなければいけない理由としては、キャリアbaseでは一人ひとりに寄り添ってじっくりと時間をかけたサポートを行っており、サポートできる人数に限りがあるからです。 関連ブログ📖高校生一人ひとりに寄り添う、個別伴走の就労支援の現場とは。 じっくりと時間をかけてサポートしてきたからこそ、一次応募で無事に採用が決まった生徒もいます。今回は、9月に採用が決まった生徒についてご紹介します✨ 個別就労支援をして、9月に採用が決まった生徒 9月の一次試験で採用が決まった生徒は6名です。 生徒の事例を一部ご紹介します。 Aさん 経済的DV/ヤングケアラー/母子家庭/外国ルーツ/寮付き就活 「親元を離れ、目指してきた調理師になりたい!」と、調理師を目指したいと就職活動を頑張っておりました。無事に希望の調理師として採用が決まり、卒業後の準備に向けて取り組んでいます。 Bさん 夜逃げ/DV/母子家庭 「家族の大黒柱になる、キレイなママになりたい、幸せになりたい」という想いがあり、「ここだ!」と生徒本人が決めたエステの会社で採用が決まりました。 Cさん 中学から不登校/通信制高校を2回転校経験あり 「自分に何がむいているかなどわからない、苦手な人がいると固まってしまう」という悩みがあり、寄り添ってヒアリングしていく中で、本人に子どもやご高齢者と接することが好きだと分かり、介護関連の会社で採用が決まりました。 ーーーーー 複数のハードルを抱えながらも就職を希望する子どもたちが、卒業後の居場所を見つけられるように、引き続き丁寧に寄り添って伴走してまいります。 みなさんにお願いしたいこと 私たちが個別就労支援をしている生徒は、大人から見ても難しいと感じるハードルを越えようと行動しています。 ありがたいことに、高校の先生方に信頼していただき個別就労支援の機会をいただいているキャリアbaseですが、対応できる人数は限られてしまっており、心苦しいと感じているのが現状です。 高校卒業後に孤立してしまう若者を一人でも減らしていけるよう、キャリアbaseの活動に参画していただける方や、月額寄付(マンスリーサポーター)としてキャリアbaseの活動にご支援いただける方の募集を行っております。 未来ある子どもたちを育む活動に向け、ご支援いただけると幸いです。 キャリアbaseの活動へのご支援をお願いします! 詳しくはコチラをご覧ください

高校生一人ひとりに寄り添う、個別伴走の就労支援の現場とは。 | 個別就労支援

高校生一人ひとりに寄り添う、個別伴走の就労支援の現場とは。

みなさま、こんにちは。 朝夕は20℃を下回る気候となり、日も短くなって秋らしさを感じるようになりました🍂 高校生の個別就労支援の現場では、一次応募の結果が届き、就職が決まった生徒が出てきました。一方で、これからの二次応募に向けて活動をしている生徒もたくさんおります。 今回は、キャリアbaseが行っている個別就労支援の現場についてお伝えします。 個別就労支援の現場の状況 キャリアbaseが行う個別就労支援では、生徒一人あたり、半年ほど時間をかけてじっくりと個別伴走をしています。 一人当たり半年の時間をかけ、手厚く個別伴走支援をする理由は、 生徒が心を開くまでに時間がかかる 自分の思いが上手く言葉にできない 就職が決まるまで時間がかかる 担任の先生との面談・相談 保護者からの相談 などがあります。 一次試験一発で就職が決まると嬉しいのですが、現実は難しく、2回3回と就職試験を受けて、就職が決まるまで寄り添ってサポートをしているのが現状です。 キャリアbaseで個別伴走支援をしている生徒は、 不登校の経験がある 引きこもりの経験がある 発達障がい ヤングケアラー(予備軍含め) など、それぞれさまざまな課題を抱えています。 一般の求人を探し出すことが難しい場合があり、サポートが個別に必要な高校生は意外と多いです。 数多くの求人票から生徒の要望と個性に合わせた応募先を探し出し、個別の面接対策を何度も行っています。 生徒は真面目で熱心に面接対策に取り組んで面接に向かいますが、残念な結果が届くことも。何とか卒業までに進路先を見つけて送り出したいという想いで、日々生徒に寄り添った活動をしています。 しかしながら、キャリアbaseの活動のみでは限界があるというのが現状です。 キャリアbaseでは、法人会員を大募集しています! さまざまな背景を抱えた若者に対して、「うちの会社見においで!」「うちなら柔軟に働き方を相談できるよ!」という企業様や、「こんな仕事はどう?」「こんな仕事ならその子の特性を活かせるかもしれない」などのアイディアも大歓迎です✨ 個別伴走支援をしている高校生の中には、「ひょっとしたら私はどこの会社でも働けないのではないか」と不安を抱え、自信をなくしている子もいます。そのような子どもたちの自己肯定感を高めながら、一歩ずつ丁寧に個性に合わせた支援をしております。 私たちは、ハードルを抱える子どもたちに、高校卒業後の社会的な所属先を見つけてほしいと考えて日々活動をしています。 一緒にキャリアbaseと歩んでいただける企業様、「うちの会社もチャレンジしてもいいかな」と思っていただける企業様にお願いです。さまざまな背景を抱えた若者の活躍の場をつくっていただける企業様と共に、セーフティーネットを広げていけたらと考えております。 法人会員を募集しています 法人会員の詳細はコチラをご覧ください

【個別就労支援】生徒それぞれの個性に合わせ、一次応募の面接対策をしています | 個別就労支援

【個別就労支援】生徒それぞれの個性に合わせ、一次応募の面接対策をしています

就職に向けて活動中の高校生の皆さん、サポートをする先生方、就職試験の「面接」という大きな一歩を踏み出す時期が来ましたね。 キャリアbaseでは毎日、面接本番に向けた面接対策を実施しています。 初めての面接には緊張や不安がつきまとうもの。その不安を少しでも解消できるよう、高校生の就職活動の面接で押さえておくべきポイントをご紹介します。 高校生の就職活動は限られたスケジュールであるからこそ、事前準備と対策が必要です。 キャリアbaseでは、生徒が高校卒業後に希望する会社や仕事に就けるよう、個別伴走支援を通じて個性に合わせたサポートをしています。 履歴書の志望動機は面接でも確認 企業への就職試験は、応募書類をそろえて学校の先生を通じて応募します。 【応募に必要な書類】 履歴書【全国高等学校統一用紙】(生徒が書く書類) 調査書(高校の先生が書く書類) 応募書類を提出後に、キャリアbaseでは面接対策を本格的に実施しています。 履歴書には志望動機を書く欄がありますが、面接対策でもしっかりと答えられるよう何度も練習。 事前練習をして面接対策に来た生徒も、「緊張で忘れてしまった!」ということがあります。けれど、練習を重ねることで自信を持って話せるようになっています。 高校生の就職活動:面接対策は事前準備が大切 キャリアbaseの面接対策では、企業担当者を想定して様々な質問を用意。 本番のように、高校名とお名前を言うところから始めるため、「緊張!!!」が伝わってきます。自分が想定していなかった質問であっても、自分の言葉で伝えようとする姿は伝わるもの。企業の面接本番では自分の言葉で言えるように、面接本番前日まで練習を何度も重ねています。 次に、高校生の就職試験でよく出る質問と対策をいくつかご紹介します。 「当社の志望動機を教えてください」への対策 面接対策では特に、履歴書にも書いた「志望動機」を自分の言葉で言えるよう、練習を重ねて対策を行っています。 面接に挑む前には、自分が応募した会社の研究も欠かせません。会社のビジョンや事業内容、働き方について理解しておくと、アピールポイントを具体的に伝えやすくなります。 「この仕事に対する熱意」「職場見学での印象」など、具体的に説明できるようになると良いですね。 「自己紹介をしてください」への対策 「○○高校より参りました、○○と申します。」の後は、自分のことを自由にアピール&印象付けできるチャンス質問! 自分の長所や短所(短所を克服しようと努力をしているエピソード含めて)、どのようなことが得意か、クラブ活動や学校行事、校外活動としてアルバイトではどのようなことを頑張ったかなど、アピールできる内容を具体的かつ分かりやすく伝えるようまとめましょう。 「短所は何ですか?」への対策 短所について聞かれるのは、自己認識の能力と成長意欲を確認したいため。完璧な人間は存在しないので、自分にはどんな弱点があるのかをきちんと認識し、それをどう改善していくつもりなのかを伝えることが大切です。 ただし、短所だけで終わらせるのではなく、それに対する具体的な改善策も一緒に伝えることを忘れないでくださいね。 「何か質問はありますか?」への対策 面接の終わりによく出る質問で、面接官が、企業へのあなたの関心度を確認するためのものです。事前に企業についてリサーチし、具体的な疑問点や詳細を尋ねる質問を用意しておくと、あなたが企業に真剣に興味を持っていることを示すことができます。 「特にありません」で終わらせることなく、いくつか質問を用意して面接のときに聞けるように準備しておきましょう。 【何か質問ありますか?への例】 御社ではどのような方が活躍していますか。 仕事をする際、大切にしていることは何ですか。 どのようなスキルを今後身につければ、仕事に役立ちますか。 配属される予定の部署の1日の仕事の流れを教えてください。 若手社員が、最初につまずくのはどんな場面が多いですか? 将来的に○○を目指したいのですが、どのようなステップが多いでしょうか? など 反対に、質問しない方が良い内容もあります。ホームページや求人情報を見れば分かるようなことや、自信がない逆質問をするのは、準備不足や、社会人になる心構えがない人のイメージになる可能性大...。 【良くない例】 御社の強みは何ですか? どのような商品を取り扱っていますか? どんな事業内容ですか? 入社してから覚えれば大丈夫でしょうか? など 面接対策をすることで、内定に近づけます! 「生徒が希望する就職先に内定できるよう、できる限りサポートしたい!」そんな思いで、キャリアbaseは日々、面接対策を進めています。高校生の就職活動は、スケジュールがタイトで一人一社制という制限もありますが、その中でも一人ひとりの個性に合わせてサポートすることで、面接を乗り越えて内定を得られた事例があります。 しっかりと事前に面接対策をして準備をすることで、本番の面接でも自分自身をアピールし、その結果として内定を得られるはずです。今回は、キャリアbaseが個別伴走支援で実際に行っていることの一部分ではありますが、面接対策についてご紹介しました。 <<関連記事>> 【高校生の就職活動】個別就労支援の面接対策が始まりました🌻 【個別就労支援】就職活動に不安を感じる高校生の8月の様子 【高校生の就職活動】職場見学時期の個別就労支援レポート 個別伴走支援の活動日記  

【2023年9月報告】通信制高校に通学する高校生の個別就労支援 | 個別就労支援

【2023年9月報告】通信制高校に通学する高校生の個別就労支援

キャリアbaseでは、通信制高校に通学する高校生を中心としたキャリア支援として、一人ひとりの子ども達に寄り添ったサポートを行っております。 個別伴走中の生徒一人ひとりが抱える問題はさまざまで、本人だけでは解決が難しい状況ではありますが、キャリアbaseのサポートを通じて、高校卒業後のファーストキャリアに向けて一歩ずつ前へ進もうとしています。 2023年度の個別就労支援中の生徒は、9月時点で36名です。 9/5からの企業への求人応募、9/15以降の面接試験に向けて、それぞれ対策を行っております。 今回、個別就労支援をしている生徒の一部をご紹介させていただきます。 Dさん 男性 通信制高校 進学から進路変更・障害者雇用枠就活 希望する進路があったものの経済的な問題もあり、就職へ進路変更。幼少期に手術を行い、現在もリハビリで通院している。高卒採用求人には、障害者雇用枠自体がほぼないことからキャリアbaseに相談あり。 1社希望に合うもので該当求人があり、現在応募伴走、面接対策にて支援中。応募倍率が高いものの第2希望求人が現状ないため、企業への働きかけなども一緒に取り組んでいく。 Fさん 女性 通信制高校 ひとり親家庭・外国ルーツ・経済的虐待 親に代わって借金を返済中。3年以上アルバイトを継続する中で、働くことが楽しいと感じ、さらに手に職をつけて生きていきたい気持ちが強くなったとともに、親元から離れて一人暮らしがしたいため、県外での就活を希望。 県外就職ということと、寮付きもしくは家賃補助ありの求人からピックアップした求人探索から伴走開始。心の不安定さはあるものやりたいことが明確な生徒であるため、そこに根拠となるエピソードの深堀りと自己肯定感を育てていく形で伴走支援中。 Hさん 女性 定時制高校 緘黙・ひとり親家庭・いじめ被害者・外国ルーツ 小学生の時に集団いじめにあった時期より緘黙となる。長い間、教職員もクラスメイトもどのように接していいか分からず、親も学校からの働きかけに協力的ではないまま3年生になり、卒業が視野に入ってきたタイミングでキャリアbaseに依頼あり。 昨年より伴走支援を開始。家族でもクラスメイトでもない身近な信頼できる大人の一人として関わり、一緒に企業体験や見学に行くなど定期的な接点をとっていく中で、信頼関係を構築。生徒自身の感情変化が表れ始めてきた。企業への生徒理解も促しつつ、就活にチャレンジ中。 高校卒業後の高校生の未来に向けて今できること 個別就労支援をしている生徒は、信頼できる大人のサポートを受けることで、少しずつ困難や課題に向けて解決しようと行動をしています。 高校生の就職活動は、限定されたスケジュールと独自ルールが存在しており、サポートを必要とする高校生に対して、キャリアbaseで対応できる人数が限られてしまっていることが現状です。 一人でも多くの生徒が高校卒業後に孤立しないようサポートするためにも、キャリアbaseの活動に参画していただける方や、マンスリーサポーター(月額寄付)としてご支援いただける方の募集を行っております。 未来ある子どもたちを育む活動に向け、ご支援いただけると幸いです。 キャリアbaseの活動へのご支援をお願いします 詳しくはコチラをご覧ください  

【個別就労支援】就職活動に不安を感じる高校生の8月の様子 | 個別就労支援

【個別就労支援】就職活動に不安を感じる高校生の8月の様子

就職活動をする高校生にとって、夏休みは大切な時期。職場見学をして、9月に応募をする会社を決めます。 高校生が応募できる求人の件数は1社もしくは2社と制限がありますが、職場見学の件数に制限はありません。職場見学では、応募したい企業を見つけたり、希望する企業の様子を直接感じ取ったりすることできます。 求人に応募して採用が決まった場合は、卒業後に自分が働く場所となります。 実際に足を運んで、高校卒業後の環境を確認することで、安心して働くことができるのではないでしょうか。 就職活動に不安を抱える高校生 初めての就職活動。 しかも、一人一社制等の独自の就職活動のルールだけでなく、大人でも内容を把握しづらい、見慣れない求人票を目の前にして、高校生は不安を抱えています。 周りと比較することで自分に自信を失ってしまったり、面接練習で思うように話すことが出来なかったり、面接本番を想定すると頭が真っ白になってしまったりすることに不安を感じているようです。 不安に押しつぶされそうになって、就職活動を諦めて「フリーターで良い」と言う高校生が出てくるのも事実。 大量の求人票から気になる職場を見つけて積極的に職場見学へ行く高校生もいれば、家庭の事情を抱えて就職活動に向き合うことが難しくなってしまう高校生もいます。 一人ひとり、不安の内容は違って多種多様です。キャリアbaseでは、不安にしっかりと寄り添いながら、その子に合った就職先を見つけられるようサポートをすることで、高校卒業後に“社会的孤立”に陥ってしまう若者が少しでも減らしていけるよう日々活動をしています。 📍個別就労支援の詳細についてはコチラをご覧ください 将来や就職活動の不安を話してみませんか? キャリアbaseには、リアルの場とバーチャルの場、両方で相談やお話ができる居場所があります。 進学や就職に悩みを抱える高校生から、学校の先生や保護者・身近な大人に相談しづらいことを、キャリアbaseに相談いただく機会が多いです。 現状の様子や今後の希望などを丁寧にお話を聞いていきます。一人で悩んでいて解決が難しい場合は、ぜひキャリアbaseを頼ってみてくださいね。 キャリアbeseがどのような活動を行っているか気になる方は、コチラもご覧ください✨ 進学や就職について、リアルの居場所で相談・お話ししてみたい方はコチラからご予約ください✨  

【高校生の就職活動】個別就労支援の面接対策が始まりました🌻 | 個別就労支援

【高校生の就職活動】個別就労支援の面接対策が始まりました🌻

就職で進路を選択している生徒たちは、9月5日からの応募準備に向けて面接練習を行っています。 夏休み中に企業の職場見学へ足を運び、応募先をどの企業にするのか集めた情報を整理し、自分の気持ちや思い描く将来に照らし合わせて最初に応募する1社についてそれぞれ意思決定する段階に入ってきました。 “百聞は一見にしかず” 求人票⇒HPでの企業研究⇒職場見学を通して、文字だけでは分からなかった雰囲気やどんな人が働いているのか、自宅からの距離感、そこで自分が働くイメージが湧くかなど様々な気づきや発見の数々!! キャリアbaseでは生徒たちが見聞きしてきたことの情報整理と、生徒自身の様々な話に耳を傾けながら情報整理を一緒に取り組み、伝えたいことが伝わる応募書類、面接の時間となるよう伴走しています。 生徒たちのファーストキャリアを前に、自分が納得のいく準備で臨めるよう、それぞれのペースに合わせて引き続き伴走してまいります🌸🚢

【高校生の就職活動】職場見学時期の個別就労支援レポート | 個別就労支援

【高校生の就職活動】職場見学時期の個別就労支援レポート

高校卒業後の進路を決めるにあたり、8月は就職活動を行う高校生たちにとって、“職場見学”を行う大切な時期です。 職場見学は、高校生本人が自分と企業の相性が合うかを確認したり、仕事をしている人たちの雰囲気や仕事内容を感じ取れたりする大切な活動の1つになっています。 高校生の就職活動には“一人一社制”のルールがあり、求人応募後に採用内定が決まると、原則として内定を辞退することができません。 また、求人に応募したいと思ったときには、すでに募集が終了していることも・・・。 高校生にとって就職活動は、早めの行動と1社の求人応募に集中しなければならない、一筋縄ではいかない事情があります。 キャリアbaseでは9月を目前とした今の時期、面接対策や職場見学などの相談、セミナーなど、求人応募前の山場を迎えました。 9月末からの一次応募に向けて、個別就労支援もさらに活発化しております。 2023年度 個別就労支援の一部をご報告 キャリアbaseの昨年1年間の活動を見ていただき、8月頭時点で30名ほどの個別就労支援のご相談がありました。 個別就労支援は、学校だけでのサポートでは難しい場合に、早めの対応としてキャリアbaseにリファーをいただくところからスタートします。実際に学校からサポート依頼があり、個別就労支援をしている一部の高校生の事例をご紹介します。 Aさん:不登校の経験あり・接客業を希望して積極的に情報収集中 Bさん:18歳で退所となる養護施設から、寮付き保育関係の就職を目指して就職活動中 Cさん:就職希望で相談していた先生が転籍して孤立、掃除関連の就職を目指して就職活動中 上記のような3人だけでなく、コロナ禍を経て、様々な事情を抱える生徒が増えてきました。 コロナ禍の影響で親の仕事がなくなり、経済的理由から就職活動をしなければならないけれども、就職活動の仕方がわからない生徒もいます。 高校1年生の時は進学を目指していたけれど、家庭の状況が変わり、3年生になって親が離婚したことで卒業後の進路先を就職に変更せざるを得ない生徒もいます。 キャリアbaseの個別就労支援では、生徒の背景や個性に合わせて臨機応変にやり取りをしながら、高校卒業後の進路の確認や求人票の確認、面接対策などを行っております。個別就労支援をしている生徒の中には、夏休み中に数社の職場見学へ行き、9月に応募する企業を決めた生徒も出てきました。 生徒一人ひとりの意向を大切にしながら、企業採用担当の目線も伝えつつ、面接対策などをしています。 山場となる9月の一次応募に向けて、引き続き丁寧に伴走してまいります。

個別伴走支援の活動日記 | 個別就労支援

個別伴走支援の活動日記

7月ですね! キャリアbaseでは進路を就職で進めている高校生からの相談がグッと増えています。 求人票解禁からあっという間に職場見学シーズンに入り、就活が本格的に始まりました。 それぞれに合わせた方法で、個別伴走を開始しています。 学校の空き教室などで対面型の相談 エリアを問わずZOOMオンラインで相談 バーチャルふらっぽで気軽に相談 ふらっぽ北柏でゆっくり相談  など 就職セミナーに参加している生徒たちを中心に、求人票を探索したり、企業について調べたり。 職場見学前に、自己イメージを膨らませる練習で「疑問」や「気になること」を洗い出し、自分が企業に質問したいことを整理しています。 たくさんの求人票を前に、どう見るのか、どう選択していくのか。 一人では、だんだんと分からなくなってしまいそうなところを一緒に分析していく中で“自分が大切にしたいことは何か”を客観的に理解しておくことは、応募の段階で企業選択の判断材料や比較検討にも役立つことを伝えています。 あっという間の高3の夏。 生徒たちは、後悔しない企業選択をするために、今できることから一歩ずつ踏み出し始めました!! それぞれの希望が実現していけるよう、目の届く距離感で見守り、応援していきます!

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