2024.11.07
学校と社会の
架け橋に
いきる力をともに育む
学校と社会の
架け橋に
おしらせ
ABOUT US
キャリア教育を通じて
一人ひとりに「いきる力」を
私たちは「学校と社会の架け橋に」をスローガンに掲げ、
1都3県(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)の高校生を中心とした若者に
向けて、社会に出る準備となる「キャリア教育」「個別就労支援」
「居場所支援」を軸に活動しています。
生徒一人ひとりが主体的に将来の進路を考え、選択していく力を高めることを
大切にし、変化の激しい社会の中で「生きる力」を育みます。
NPO法人キャリアbaseは、「共創」を1つのキーワードとし、学校の先生方・
地域の企業の皆さまにも協力を仰ぎながら、キャリア教育を始めとした、
子どもたちの社会的自立をサポートする活動を進めていきます。
OUR STRENGTHS
誰ひとり
取り残さない支援を
子どもたちが抱えている課題は無数にあります。
私たちは、どのような背景を持っている生徒でも必ず寄り添い、ともに未来に向けて歩んでいけるよう伴走します。自己理解から職業理解まで、さまざまなプログラムでキャリア教育を提供しながら、一人ひとりに寄り添った就労支援を実践。点で終わる情報提供ではなく、中・長期的な関わりを持ちながら、学校の先生方の強力な外部パートナーとして、子どもたちの未来をともにひらくために活動していきます。
WHAT WE DO キャリアbaseの活動
個別就労支援
近年社会問題となっているヤングケアラーやLGBTQ、母子父子家庭・ネグレクト・虐待など、本人や本人の家庭の事情によって、進学や就職に悩みを抱える生徒は年々増加傾向にあります。そういった生徒たちを支援するため、個別で進路相談をできる場を設けています。就職(卒業)後のアフターケアも含め、学校側やリファー先と連携しながら幅広いサポートを行うためのハブとなる役割を担います。
居場所支援
キャリアbaseでは、リアルとバーチャル、2つの“居場所”を提供しています。千葉県柏市に開設している「地域の進路指導室」では、進学・就職に関する相談や面接対策から、自己理解・自己分析、キャリアデザインなど、幅広い相談ができます。もう一つは、顔を出さずにオンラインで繋がることのできるバーチャル居場所空間「ふらっぽ」。誰でも簡単にアクセスすることができる、横断的な“かけこみ寺”のような空間を目指しています。
キャリア教育
高校・先生方の外部パートナーとして、キャリアbaseのオリジナル教材である「じぶんnote」を活用しながらキャリア教育を実践します。これまで延べ10,000名以上の生徒にキャリア教育を実施してきました。学校ごとの状況を丁寧にヒアリングし、各学校・クラスの特性に合わせてキャリア教育やガイダンスの企画をカスタマイズ。進学・就職問わず、コンテンツ提供が可能です。
OUR VISION
いつでもひらかれた
「港」でありたい
キャリアbaseが目指すもの、それは生徒一人ひとりが自分らしく生きることを選択し、
前向きに社会へと旅立っていく、その支援をすることにあります。
学校から社会へ。子どもたちにとっては一番の環境変化がここにあります。
その変化に、強く、しなやかに対応してほしい。
私たちは「学校と社会の架け橋」となり、誰ひとり取り残されることなく、
安心して社会に旅立っていくことのできる環境をつくっていきます。
そして、いつでもひらかれた「おかえりなさい」と「いってらっしゃい」のある
港のような存在になれるよう、日々活動を続けていきます。
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ブログ
2024.12.07
就職活動は、面接対策だけではない。適性検査と筆記試験対策はどのようなものがある?
キャリアbaseでは、進学から就職に変更になった生徒やさまざまな事情により二次応募から就職活動を行うことになった生徒の個別面談を行い、就職活動のサポートを行っています。 就職試験は、面接だけではない企業もあります。これまで、キャリアbaseで面接対策と合わせて筆記試験対策のアドバイスも行ってきました。 今回は、就職活動をする高校生に筆記試験対策においてアドバイスしていることをお伝えします。 高校生就職活動の適性検査と筆記試験 求人票(高卒)の2枚目には、選考方法の記載があります。 面接だけの企業もありますし、面接・適性検査の企業もあり、面接・学科試験であったり、面接・その他でWEB試験を取り入れている企業もあります。 企業によって選考方法の内容は変わるので、キャリアbaseの面談の中で応募したい企業が決まったら、選考方法を確認するようにしています。 ■適性検査 適性検査の内容は、企業によって異なり、足し算を制限時間内に答えるストレス耐性を図るものや、日頃の行動や考えに選択式で答えていく適性検査など、さまざまです。 適性検査のみで選考されるのではなく、面接だけではわからないその人の適性を確認するため行われます。適性検査の総合的な答えから、どのような人なのか傾向をつかむために行われ、それ以外にもどのような組織に合いそうか、技術職では手先の器用さを把握するためにも使われます。 適性検査だけの場合は、質問に「あてはまる」「あてはまらない」であったり、「Aに近い」「Bに近い」といった回答をしていくもの、「はい」「いいえ」「どちらでもない」の3つの選択肢のうちのどれかを選んで答えるものであったりと、ほぼ事前の対策は必要ありません。 ただし、仕事上での適性を見るために適性検査は使われるので、日常での自分の状態ではなく、アルバイトをしているときの自分の状態で適性検査を受けるようアドバイスをしています。 ■筆記試験 筆記試験は、事前に知っているのと知らないないのとでは当日の心持ちも変わります。計算問題や漢字、読み書きといった問題、一般常識問題などさまざまです。 SPIやGAT-H、V-CATなど特有の筆記試験を選考方法にしている企業もあります。書店で対策本が売られている試験もあり、その場合は手元に用意して3周ほど問題を解くよう伝えています。 面接試験対策と違って、筆記試験の場合は受ける本人が努力するしかありません。筆記試験で残念な結果が届いた生徒もいますし、筆記試験があるから応募を避ける生徒もいます。 職場見学から応募書類の準備まで取り組んだ中、高校生自信が筆記対策ができるよう試験の傾向を伝えるなどでサポートしています。 筆記試験の対策がおろそかになりがちな生徒が多数 面接対策はキャリアbaseで行ったり、キャンパスで先生と事前に練習をするなどをしたりして対策が行われています。しかしながら、筆記試験は「対策はされましたか?」と問いかけると「できています!」と答える生徒はあまりいないのが現状です。 面接当日に筆記試験も行われる場合がほとんどですが、「SPIってなんですか?」「GAT-Hって?」という状態で、キャリアbaseとの面談の翌週が面接当日という生徒もいます。 求人票を見て、「この企業へ応募したい」と決めたら、求人票2枚目の選考方法も確認し、筆記試験がある場合はその試験に合わせた対策を行いたいものです。 さいごに、就職希望の高校生のみなさんへ キャリアbaseでは、「通信制高校における“進路未決定のままの卒業”をなくし、その先の社会的孤立が起きない社会をつくること」を目指して活動をしています。 卒業が見えてきた時期を迎え、「就職したいけど何をしたらいいのかわからない」という場合は、すぐにでも学校や保護者の方、周りにいる信頼できる大人に相談してください。キャリアbaseは、いつでも高校生からの相談を受け付けており、お金はかかりません。 年明けから高校卒業までに内定を取れるよう就職活動を進めるためには、1日でも早く、学校へ応募先企業を伝えて、応募が可能か先生に確認してもらい、「調査書」もほしいところです。 悩んでいて動けないままだと、企業への就職試験の応募ができずに時間が過ぎてしまいます。「どうしたらいいのかわからない」「わからないことがわからない」と、何を相談したらいいのかわからない方も、動き方がわからない方も、お話を聞きながら卒業後の進路を模索していくことも可能です。 卒業に向けて、進路変更をする方や就職活動の進め方がわからない方など、キャリアbaseから学校へ連携を取ってサポートすることもできます。ぜひ、キャリアbaseを頼っていただけたらと願っています。 キャリアbaseへの連絡は、メールやInstagramをご活用ください。 メール:https://career-base.jp/contact/ Instagram:https://www.instagram.com/career_base/
2024.12.07
『思いやりガイダンス』を実施しました!(葛飾区立金町中学校さま)
11/22(金)葛飾区立金町中学校の1年生向けにあすリード部・倉持が『思いやりガイダンス』を実施しました! 今回のテーマは「自分のことも相手のことも大切に考えられる人になろう」ということで、金町中学校・尾崎先生方と打合せを行い、1か月以上前から準備を進めてきました。 自分と相手のいいところを見つけ、互いを尊重し合いながら、「人権」について考える一歩を踏み出せるような時間を作りたいというリクエストをいただき、生徒たちの日常に少し変化がうまれることをイメージしながら設計しました。 さっそく授業の様子を見ていきましょう👀 〇自分を好きになるガイダンス🌻 まず最初に行ったのは「タイムマシーンワーク」。 自分の過去の嬉しかったエピソードを紐解きながら自己理解を深め、自分はどの自分が好きなのかを模索していきます。 中学校で今のクラスのみんなと出会えてよかった 小学生の時に空手の大会で表彰された おいしいものをたくさん食べた サッカーゲームで押しの選手を当てることができた 両想いになった 日光旅行が楽しかった など、生徒たちは学校生活や日常の嬉しい出来事をたくさん書き出してくれました! 嬉しかったエピソードを振り返っているうちにだんだんと緊張感もほぐれていき、和やかな雰囲気になっていましたね☺ 先生たちも授業に参加しながら生徒との会話を楽しんでくださっている姿が印象的でした♬ 次に「陽口(ひなたぐち)イベント」を行いました! “ひとのいいところをみつける”という意味を持つ陽口(ひなたぐち)をキーワードに、ひなたletterの交換ワークを行います。グループ内のメンバーのいいところを丁寧にお手紙に書く生徒たち。 ひとのいいところをみつけられる力も大切な力です✨ もらったひなたletterを見てみると自分の知らなかったいいところに気づけた生徒もいれば、自分が自分に対して思っているいいところに周りの友達が気づいてくれていたことがわかった生徒もいたのではないでしょうか?中には書けなかった生徒もいたかもしれませんが、こうして相手のことを真剣に考えたこの時間が大切なので、これからの学校生活で発見したときにぜひ本人に渡してあげてくださいね🌸 〇思いやりのスターワーク🌟 ラストは星形の紙を使った「思いやり」に関わるワークを行いました! そもそも「人権」というのは自分が自分らしく生きていくためにみんなが生まれた時から持っているものです。 生きていく中でたくさんの人と関わりますが、その時にみんなが「相手が相手らしく生きていくために」なにができるのかを考えて行動することができれば、自分らしく生きられる人が増えるのではないかと考えました💭 そこでキーワードになるのが“思いやり”です! 生徒たちには「明日からこんな思いやりを持ちたい」と思うことを星形の紙に書き出してもらいました! 一部ご紹介します🍀 自分からあいさつをする 人を嫌な思いにしないで笑いをとる 話を静かに聞く 大事な人を一人にしない 感謝を伝える 嫌いを克服する努力をする 友達に何かして貰ったら「ありがとう」、何かしてしまったら「ごめんなさい」を言う 給食準備を早くする 生徒たちは“思いやり”に向き合いながら、気持ちを言葉にしてくれていました! 時間がなくて書けなかった生徒は過ごしていく中で見つけていってくださいね♬ 生徒たちが自分自身や関わる人たちのことを大切に考えられる人生を送れますように✨ 金町中学校のみなさん、授業をサポートしてくれたミナトリーの久保さん、戸井田さん、ありがとうございました☺🌱
2024.12.05
【ふらっぽ北柏】農業体験を実施しました!!
11/29(金)、我孫子の農家・ベジLIFE‼さんのご協力のもと、農業体験イベントを実施致しました! ベジLIFE!!さんは一年間で150種類以上のお野菜・果物を育てていて、隣の畑ではホウレンソウや小松菜、アスパラなどいろいろな野菜が生き生きとしていました。 ✨まさに農家のテーマパーク!! 「農業を子どもたちの憧れの職業にしたい」という想いを持ちながら、日々農業と向き合っていらっします🌱生徒はベジLIFE!!・香取さんに「なぜ農家さんをやろうと思ったのか」「働いているメンバーのこと」など気になることを質問しながら、旬のお野菜“さつまいも”を堀っていきます🍠 ☝さて、大きなお芋さんはとれるかな…🍠 週末は幼稚園・保育園、小学校の子どもたちで農業体験は大賑わい!☺✨ 週末は、幼稚園や保育園から小学校の子どもたちが来て農業体験を楽しいでくれて大賑いだそうです。香取さんはキャリア教育も行っていて近隣の小・中学校に職業講和をしに行くこともあるそう。ブログを読んで興味があるという方はぜひベジLIFE!!さんのHPやSNSをチェックしてくださいね♬ ☞ベジLIFE!!さんのHPはこちらをチェック!! ☞ベジLIFE!!さんのインスタはこちらをチェック!! 作業を終えて戻ってくるとポニーの“バロン”が登場✨🐴 作業を終えて戻ってくると、1歳のポニー“バロン”が登場!!かわいい✨でも、バロンは雑草を食べてくれるので、農業との相性がばっちり!!なんです。おなかを空かせたバロンにえさをあげました☺美味しそうに食べてくれました。 農業のあとは、キャリアbaseの居場所「ふらっぽ北柏」で楽しみました!🍙 農業を終えてからは、キャリアbaseの居場所『ふらっぽ北柏』に移動しました。天気がよかったので近くの公園でお弁当を食べた後に、遊具で遊びました。久しぶりにのるブランコやシーソーに興奮気味の3人(笑) 生徒はイラストを描くのがとても上手でご自身で描いた絵を見せてくれました👀優しいタッチと素敵な色使いが特徴的で見入ってしまいました✨次回お会いしたときに他の作品も見せてくれるそうなので、楽しみにしています♪ 嬉しい、楽しい、一日中ハッピー!!✨ 片道2時間!のところからきてくれた生徒からは、「嬉しい、楽しいと一日中ハッピーな日でした。就職についても2人のお話を聞いて視野が広がって、楽になりました!」とメッセージをいただき、こちらもとても嬉しかったです。どの道を選んでも応援したいと思っているので、たくさん周りに相談して、最終的には自分の納得のいく選択ができたらいいなぁと思います🌸 ご協力いただいたベジLIFE!!さん、参加してくれたMちゃん、本当にありがとうございました!! 公益財団法人ちばのWA地域づくり基金様が実施する、休眠預金等活用法に基づいた「若年就労困難者のための包括的就労支援事業」を行う実行団体に、キャリアbaseが選ばれました!2023年5月より、3年間にわたって事業を進めていきます。 本事業においては、千葉県東葛エリアの通信制高校に通う生徒を中心に、個別就労支援・キャリア教育・居場所支援等の活動を届けていきます。現在、東葛エリア内の通信制高校との連携強化を図っており、その活動の一環で、東葛エリアの高校生がさまざまな体験や大人との出会いを通じて、自身の進路選択のヒントを集めていける場として今回のイベントを企画しています。