
2025.05.29
いきる力をともに育む
私たちは「学校と社会の架け橋に」をスローガンに掲げ、
1都3県(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)の高校生を中心とした若者に
向けて、社会に出る準備となる「キャリア教育」「個別就労支援」
「居場所支援」を軸に活動しています。
生徒一人ひとりが主体的に将来の進路を考え、選択していく力を高めることを
大切にし、変化の激しい社会の中で「生きる力」を育みます。
NPO法人キャリアbaseは、「共創」を1つのキーワードとし、学校の先生方・
地域の企業の皆さまにも協力を仰ぎながら、キャリア教育を始めとした、
子どもたちの社会的自立をサポートする活動を進めていきます。
子どもたちが抱えている課題は無数にあります。
私たちは、どのような背景を持っている生徒でも必ず寄り添い、ともに未来に向けて歩んでいけるよう伴走します。自己理解から職業理解まで、さまざまなプログラムでキャリア教育を提供しながら、一人ひとりに寄り添った就労支援を実践。点で終わる情報提供ではなく、中・長期的な関わりを持ちながら、学校の先生方の強力な外部パートナーとして、子どもたちの未来をともにひらくために活動していきます。
近年社会問題となっているヤングケアラーやLGBTQ、母子父子家庭・ネグレクト・虐待など、本人や本人の家庭の事情によって、進学や就職に悩みを抱える生徒は年々増加傾向にあります。そういった生徒たちを支援するため、個別で進路相談をできる場を設けています。就職(卒業)後のアフターケアも含め、学校側やリファー先と連携しながら幅広いサポートを行うためのハブとなる役割を担います。
キャリアbaseでは、リアルとバーチャル、2つの“居場所”を提供しています。千葉県柏市に開設している「地域の進路指導室」では、進学・就職に関する相談や面接対策から、自己理解・自己分析、キャリアデザインなど、幅広い相談ができます。もう一つは、顔を出さずにオンラインで繋がることのできるバーチャル居場所空間「ふらっぽ」。誰でも簡単にアクセスすることができる、横断的な“かけこみ寺”のような空間を目指しています。
高校・先生方の外部パートナーとして、キャリアbaseのオリジナル教材である「じぶんnote」を活用しながらキャリア教育を実践します。これまで延べ10,000名以上の生徒にキャリア教育を実施してきました。学校ごとの状況を丁寧にヒアリングし、各学校・クラスの特性に合わせてキャリア教育やガイダンスの企画をカスタマイズ。進学・就職問わず、コンテンツ提供が可能です。
キャリアbaseが目指すもの、それは生徒一人ひとりが自分らしく生きることを選択し、
前向きに社会へと旅立っていく、その支援をすることにあります。
学校から社会へ。子どもたちにとっては一番の環境変化がここにあります。
その変化に、強く、しなやかに対応してほしい。
私たちは「学校と社会の架け橋」となり、誰ひとり取り残されることなく、
安心して社会に旅立っていくことのできる環境をつくっていきます。
そして、いつでもひらかれた「おかえりなさい」と「いってらっしゃい」のある
港のような存在になれるよう、日々活動を続けていきます。
2025.06.16
みなさん、こんにちは! 6/12(木)に柏の葉高校の第5回目の総探(総合的な探求)の授業が行われました。 今回はビジネスコンサルタント会社を経営されながら、ミナトリーとしてキャリアbaseの活動を幅広く支えてくださっている株式会社コロコロ・代表取締役の松田俊明さんに登壇いただきました! 今回のテーマは、『柏の葉が輝く企画を考えよう&伝える』。 柏の葉の地域を輝かせる企画を考えている生徒たちのアイディアがより「具体的」になるように模造紙と付箋を使ってアウトプットをしていきます!💡 会話をしながら付箋をペタペタと貼っていく生徒たち。 通学路や柏の葉ららぽーと、公園など駅から学校までの道のりですれ違う人たちを思い返したり、4月のオリエンテーションで街調査をした時に目にした地域の方たちなどの情報を共有しながら「誰」を「どのように輝かせたい」のか、少しずつ明確になっていきました。 自分たちがターゲットにしたい人が定まると、内容や工夫もイメージしやすくなっていきましたね☺ 授業の後半は、次回6/26にある保護者や地域の方を招いて実施する「中間発表」の発表練習が行われました! 中間発表では生徒たちが現時点のグループの企画を発表し、来場者さまと意見交換や感想をいただく中で、より企画をパワーアップさせてほしいという想いを込めています。 自分たちの企画を客観的にみたり、言語化をしてみることでの気づきもあるはずです。 中間発表は通過点にすぎません。 生徒たちには「完璧な企画の発表」よりも、 目の前の人に感謝の気持ちを持って一生懸命伝えること いただいた意見を前向きに受け取り、自分たちの企画に活かしていくこと に挑戦してほしいと思います! 最後に松田さんから生徒に贈られた「言葉と問」。 街文化祭当日、柏の葉の生徒たちが輝く姿を隣の友達に、街に、地域に広げていく存在になっていたら嬉しいですし、街文化祭後も、生徒や地域のみなさまの心の中や日常を照らし、輝かせ続けられる何かを見つけられたらいいなと思います。 難しいけど、大切な今回の授業。 挑んだ生徒たちの表情からは「達成感」と「自信」を感じました☺ 今回の授業に前向きに挑戦できた自分たちに拍手をおくってほしいと思います!👏 サポーターのみなさまにもたくさんご参加いただき、賑やかな回となりました✨ お力添えいただきありがとうございました!! 次回は、6/26!引き続きよろしくお願いします🌱
2025.06.12
6/5(木)、千葉県立浦安高等学校1年生の『第2回探究ゼミ』に、外部のゼミ講師としてキャリアbaseあすリード部・倉持が登壇しました! この日は事務局長の福本さん、ミナトリー・松嶋さんと一緒に進めていきます🌸 浦安高校のスポーツ探究学ゼミでは、生徒たちに対象者に合わせたオリジナルの「運動プログラム企画」をしていただきたいと思っています。 まずは体験してもらおうと思い、キャリアbaseのスポーツコミュニケーションプログラムに取り組んでいただきました! <メニュー> 準備運動 しっぽとり(個人戦、チーム戦) ボール交換 パスゲーム 試合 キャリアbaseのスポーツコミュニケーション~フットサル編~でのポイントとして、 部活動や体育の授業以外でみんなで楽しく体を動かす やったことのないことに挑戦してみる 小さな成功体験を積む 前向きな声かけをし合う チーム対戦などのメニューを入れてコミュニケーションを促す このようなことを意識しています☺🌱 どのメニューも楽しみながら取り組んでくれた生徒たちに感謝✨ スポーツ探究学ゼミを担当してくれている新井先生も混ざっていただきました!! 普段国語を教えているという先生のアグレッシブな姿に、生徒たちも嬉しそうな様子でした♪ 次のメニューに行くときは「何かできることありますか?」と聞きに来てくれたり、片付けも手伝ってくれたりしました☺ありがとう! 終了後は、生徒たち同士で「印象に残ったこと」を話し合ってもらいました! 友達ができた! 話したことない人と話せた! みんなで体を動かせたのが楽しかった! 得点できて嬉しかった! 少し緊張しながらも発表に挑戦してくれた生徒たち。 次回からはいよいよ自分たちで運動企画を考えていきます💭 生徒たちからどのようなアイディアが出てくるか楽しみです✨^^
2025.06.11
皆様に支えていただき怒涛のクラファンを終え、少しずつ日常が戻ってきました。 ご支援に感謝の気持ちが溢れましたが、同時に物凄いエネルギーを使いました。。 数日経ってもクラファンの疲れが消えないメンバーのもとに「元気箱」が届きました!!温かい贈り物に心が癒されました。 本当にありがとうございます!!! 6/4(水)は通常開所日。この日は3名の生徒達が遊びに来てくれました☘️ ☝う~~ん、美味しそう!!お菓子があると話も弾みますね! 元気箱の中には元気が一杯・・・✨ 元気箱を開け、お菓子を並べると生徒達は、 「これ、大好きなお菓子だ✨」 「このお菓子も美味しいよね😋」 と会話しながら、お菓子を食べていました☺️ カードゲームをしたり、ジェンガをしたり、いろいろな会話が飛び交っていました🙌 うまい棒を手に取り、「こんな割り方あったよね👀✨」と、みんなで興味津々に見ていると、ちゃんと割れたので 「おぉぉぉぉ〜👏👏」という声と、ある子は「こうすれば、1本をみんなで分けられるんだね🍀」 と言っていて、なるほど‼︎🤩となりました⛵️ ☝これはすごい…なかなか分けるの難しいですよ😮 進路の相談をしてくれた生徒もいました🛤️ 進路の相談をしてくれた生徒とは生徒自身が「何を大切にしたいか」「何に不安を感じているか」を 会話しながら整理していきます。 生徒が自分の気持ちを以前よりも伝えてくれるようになった姿を見て、きっと居場所で過ごす時間以外もたくさん自分と向き合っているんだろうなと思いました。 生徒が新しい場所でも安全に過ごしていけるように、引き続き伴走していきたいと思います🌱 公益財団法人ちばのWA地域づくり基金様が実施する、休眠預金等活用法に基づいた「若年就労困難者のための包括的就労支援事業」を行う実行団体に、キャリアbaseが選ばれました!2023年5月より、3年間にわたって事業を進めていきます。 本事業においては、千葉県東葛エリアの通信制高校に通う生徒を中心に、個別就労支援・キャリア教育・居場所支援等の活動を届けていきます。現在、東葛エリア内の通信制高校との連携強化を図っており、その活動の一環で、東葛エリアの高校生がさまざまな体験や大人との出会いを通じて、自身の進路選択のヒントを集めていける場をさまざま企画しています。