2025.12.13
いきる力をともに育む
私たちは「学校と社会の架け橋に」をスローガンに掲げ、
1都3県(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)の高校生を中心とした若者に
向けて、社会に出る準備となる「キャリア教育」「個別就労支援」
「居場所支援」を軸に活動しています。
生徒一人ひとりが主体的に将来の進路を考え、選択していく力を高めることを
大切にし、変化の激しい社会の中で「生きる力」を育みます。
NPO法人キャリアbaseは、「共創」を1つのキーワードとし、学校の先生方・
地域の企業の皆さまにも協力を仰ぎながら、キャリア教育を始めとした、
子どもたちの社会的自立をサポートする活動を進めていきます。




子どもたちが抱えている課題は無数にあります。
私たちは、どのような背景を持っている生徒でも必ず寄り添い、ともに未来に向けて歩んでいけるよう伴走します。自己理解から職業理解まで、さまざまなプログラムでキャリア教育を提供しながら、一人ひとりに寄り添った就労支援を実践。点で終わる情報提供ではなく、中・長期的な関わりを持ちながら、学校の先生方の強力な外部パートナーとして、子どもたちの未来をともにひらくために活動していきます。
近年社会問題となっているヤングケアラーやLGBTQ、母子父子家庭・ネグレクト・虐待など、本人や本人の家庭の事情によって、進学や就職に悩みを抱える生徒は年々増加傾向にあります。そういった生徒たちを支援するため、個別で進路相談をできる場を設けています。就職(卒業)後のアフターケアも含め、学校側やリファー先と連携しながら幅広いサポートを行うためのハブとなる役割を担います。
キャリアbaseでは、リアルとバーチャル、2つの“居場所”を提供しています。千葉県柏市に開設している「地域の進路指導室」では、進学・就職に関する相談や面接対策から、自己理解・自己分析、キャリアデザインなど、幅広い相談ができます。もう一つは、顔を出さずにオンラインで繋がることのできるバーチャル居場所空間「ふらっぽ」。誰でも簡単にアクセスすることができる、横断的な“かけこみ寺”のような空間を目指しています。
高校・先生方の外部パートナーとして、キャリアbaseのオリジナル教材である「じぶんnote」を活用しながらキャリア教育を実践します。これまで延べ10,000名以上の生徒にキャリア教育を実施してきました。学校ごとの状況を丁寧にヒアリングし、各学校・クラスの特性に合わせてキャリア教育やガイダンスの企画をカスタマイズ。進学・就職問わず、コンテンツ提供が可能です。

キャリアbaseが目指すもの、それは生徒一人ひとりが自分らしく生きることを選択し、
前向きに社会へと旅立っていく、その支援をすることにあります。
学校から社会へ。子どもたちにとっては一番の環境変化がここにあります。
その変化に、強く、しなやかに対応してほしい。
私たちは「学校と社会の架け橋」となり、誰ひとり取り残されることなく、
安心して社会に旅立っていくことのできる環境をつくっていきます。
そして、いつでもひらかれた「おかえりなさい」と「いってらっしゃい」のある
港のような存在になれるよう、日々活動を続けていきます。
2026.01.12
2025年11月29日(土)に千葉県立柏の葉高等学校 情報理数科の「第19回研究発表会」にミナトリーの髙橋がお邪魔させていただきました。 執筆に熱が入り結構なボリュームになりましたが、生徒さんたちもがんばって取り組まれていたので、ぜひご覧ください。 柏の葉高校 情報理数科による、年に一度の大舞台「研究発表会」 平成19年の開校以来続く伝統の取り組みで、3年生にとっては卒業前の集大成でもあります。 今回、来賓として文部科学省・千葉県教育委員会・大学・高校など多方面からの参加があり、その期待の高さが伝わってきました。 🎤開会の挨拶 奥田校長先生からは、公立高校としての設備支援の課題に触れつつも、「ハイスペックPCの整備や、来年にはスクリーンが綺麗に!」という前向きなメッセージが。 来年度は20回目を迎える節目の年ということもあり、意気込みが伝わってきました。 ☝写真からも熱いメッセージが伝わってきそうですね。 👏生徒たちの思いの詰まった研究発表 各研究は「身近な困りごと」から生まれたものばかり。だからこそ、技術とリアルな生活がしっかり結びついています。 以下は数ある発表の中の一部になります。ちょっとのぞいてみましょう!!👀 ☝いよいよスタート・・・緊張感も伝わってきますねぇ。頑張って!! 📈失くし物をなくすアプリの開発 失くしやすい自分の特性を起点に、AIを使った物体や画像の検出をする方法(YOLO【※参考(外部リンク)】)を用いて「どこにあるか」「どう移動したか」を教えてくれるアプリを開発。今後の展望は画像認識精度の向上など。 ☝堂々とした発表態度に拍手!・・・これは欲しいアプリですねえ。 📈ペルソナを用いたメタバース相談所の作成 「人に相談しにくい」という社会課題に向き合い、アバター+ペルソナ(生成AIへの役割設定【参考※外部リンク】)を用いた悩み相談環境を構築。 UI(ユーザーインターフェース):人がもっと見た目や操作で使いやすくする仕組み)やAIのさらなる改善を目指すそうです。(参考※外部リンク) ☝高校生でここまで考えるのはすごい!・・・この相談所は大人気になりそうですね 📈視覚障害者のための食事支援Webアプリの開発 スマホ撮影 → YOLOで料理認識 → クロックポジション(時計の○時の方向)で案内。料理名と位置を音声で教えてくれます。 流山市視覚障害者協会さんに協力していただき、実験を繰り返したそうです。 ☝高校生ながら実験に協力を依頼するところがたくましいです!・・・実現するといいですね。 📈ローカルLLMでの対話型習慣促進システムの開発 子どもの習慣づくりを支える対話システム。その子のお気に入りのぬいぐるみと対話することで習慣化を図るねらい。 「保護者の称賛機会を奪ったかもしれない」という考察が深い。 ☝実証実験までやりきる姿勢に感動! ※LLM:大規模言語モデル。ものすご多くの言葉をAIが理解して文章の前後のつながりで予測できる能力。(参考※外部リンク) 📈GPSアートを用いたまち探検アプリの開発 小学生向けに楽しく地域理解を促すアプリ。小学生10名に協力してもらいながら実証実験。歩きスマホ防止のため音声入力を採用するなど安全面の工夫も。 ☝質疑応答にも堂々と応対していたのが印象的でした ※GPSアート:GPSの機能を使って、歩いた跡をつないで絵を描くアート。楽しそう!!(参考※外部リンク) 📈読字障害(ディスレクシア)支援ツールの開発 行間やフォントを個別最適化したPDFを生成。ディスアビリティ(参考※外部リンク)を持つ人々が質の高い選択ができるよう支援したいと思いで始めた研究とのこと。 教師の負担も減らす社会実装力の高い研究でした。 ☝本格的なパネル発表ですごいです。 📈ディープフェイク技術の体験 AIによる顔のなりすまし技術を紹介。顔の映像を撮ることで数秒もかからず別人の顔になることを体験できます。 インパクトもあったので体験されている方も多かったように思います。 ☝利便性と悪用の危険性の両方を指摘していました。 ☝髙橋もやらせていただきましたが、髙橋の顔が奥田校長に! これ以外にも30以上のチームの研究や、個人の制作物もあり非常に多彩で充実した内容でした。 音響・照明・広報・パンフレット制作など、生徒主体の運営体制も素晴らしいです。「誰かの研究を支える」という経験は大きいですよね。 🎀来賓講評も高評価! 文部科学省・須藤様 年々レベルが上がっている。生徒たちがAIなどの新技術を取り入れ、自身の言葉と経験で課題解決に取り組む姿を高く評価。学年を超えて学び合う姿勢も印象的で、社会で生きていく上で重要な能力だということも強調されていました。 県教委・松本様 発表の内容が、生活の中の気づきから始まる研究ということを高く評価。仮説から振り返りまでのプロセスができていて、専門科としての学びの集大成であることを感じた、とおっしゃっていました。 💡この経験はきっとこの先の土台になる! 専門性の高さはもちろん、実証実験や仮説検証まで踏み込んでいることに驚きました。 「誰かの役に立ちたい」という思いがどの研究にもありましたし、温かく感じました。 この経験は、彼ら彼女らの将来の大きな土台になるはず。来年の第20回も、きっとさらに進化していることでしょう。 高校生の取り組みでも、普通科ではなく「情報理数科」ならではの専門性を生かしたレベルの高い発表でした。 様々な熱量と思いで臨んでくれたように感じました。 この経験が、今後の彼ら彼女らの明るい未来に繋がることでしょう。期待したいですね! みなさん、本当にお疲れさまでした! 柏の葉高校では「ハレかしぜみ」という年間プログラムで、街文化祭を開催しました。 その模様もブログにありますので、そちらもぜひご覧ください! 柏の葉高校街文化祭ブログ
2026.01.06
みなさん、こんにちは! キャリアbaseで飛鳥未来きぼう高等学校両国キャンパスのキャリアサポーターを担当している岩渕です。 今回は、こちらの学校での取り組みについてご紹介させていただきます。 12月23日(月)キャリアbsse太田さんが飛鳥未来きぼう高校(両国キャンパス)様にて、高校1年生を対象とした「キャリアガイダンス(わくWAKUデパートへようこそ)を~」を実施しました。 今回は、1年生の皆さんが自分自身の「好き」や「やってみたい」から将来を考える、当日のワークの様子をお届けします! 💡私の「ワクワク」どこだ? このガイダンスでのワークでは、生徒一人ひとりが自分の「ワクワクのアンテナ」がどこに向いているかを探るワークショップです。 ただ「楽しい」だけでなく、それを起点に「将来の働き方」や「自分にとって心地よい暮らし」を自然に考えるきっかけをつくることを目的としています。 📝 ワークシートの内容をのぞき見👀✨ 1年生の皆さんは、以下のようなステップで自分自身のワクワクと向き合いました。 「ワクワク」を言葉にする まず、「ワクワク」と聞いて思い浮かぶことや、その対義語を書き出し、自分の中にある感情のイメージを広げました。 自分だけのルート作成 水族館やスポーツジム、映画館、さらには「宇宙」や「ペット」など、さまざまな施設があるマップの中から、自分が行きたい場所を10箇所選び、ルートを決めます。「なぜ最初にそこに行きたいと思ったのか?」という問いを通じて、自分の優先順位や価値観を深掘りしました。 働く・楽しむをシミュレーション 応用編として、「どの場所で働いてみたいか?」「どんなポジション(役割)でいたいか?」といった質問にも挑戦。 「楽しむワクワク」と「働くワクワク」の違いや共通点について、考えを巡らせました。 ✨ 生徒たちの反応と気づき 一人ひとりの個性や自己表現を大切にしている両国キャンパスの生徒たちらしく、シェアタイムでは多様なワクワクが飛び交いました。 またグループで考えたことをシェアしたい みんなの好きなことを知れてよかった アルバイトをしてみたい 楽しく進路について考えられた 自分のことを知れてよかった といった声が上がっており、ワクワクするモノやコトから自分自身やクラスメイトを知る貴重な時間となったようです。 🌱 最後に 1年生という、これからの高校生活や進路を自由に描いていける時期に、自分の「ワクワク」を再確認することは、 自分らしい未来を選ぶための大切な一歩になります。 飛鳥未来きぼう高等学校(両国キャンパス)の皆さん、先生方、素敵な時間をありがとうございました! 私たちはこれからも、生徒たちが自分の中に眠る『未来へのヒント』を一つずつ拾い集め、自分らしい未来を自ら選び取っていけるよう、 一人ひとりの心に寄り添い、共に歩み続けてまいります。
2026.01.05
12/23に、福島雅史先生に講師として登壇いただき、中山学園高等学校にて第10回教職員セミナーを実施しました。 福島先生は、キャリアコンサルタントの国家資格を持ち、1級&2級キャリアコンサルティング技能士、キャリア・ライフ代表、国家資格試験対策講座の運営(セルフキャリアドック導入・中小企業支援)など、幅広くご活躍されています。 セミナーを通して教職員全員で「学校運営」「チーム」「自分自身の関わり方」を改めて見つめ直し、対話を通して相互理解を深めていく大事な時間となりました。 本日のアジェンダ 🖋️アイスブレイク(成功・失敗体験の共有) 🖋️相互理解ワーク ・陽口(ひなたぐち)をたたこう ・モチベーションUP&DOWN 🖋️マンダラチャートを活用した学校ビジョンづくり 🖋️全体共有・振り返り ☝陽口ワークで(本来相手のいないところで褒めるという流れから、褒められる先生は聞き耳を立てつつ背中で聞く姿勢で3分間褒めシャワーを順番に浴びる時間となりました🚿) ☝こんなシャワーはずっと浴びていたい・・・ マンダラチャートで描く「中山学園のビジョン」 後半のグループワークでは、「学校視点で考える理想の方向性」をテーマに、3つのグループに分かれてマンダラチャートを作成しました。 ☝マンダラチャートは、3x3=9個のマスで目標やなぜこうなるのか・・・を整理して、誰がみてもわかるようにするものです。メジャーリーガーの大谷選手も、高校時代に『自分がドラフトで1位に指名される』という目標を真ん中において何をするかをマンダラチャートにしていましたね⚾ ★Aグループ 定員充足や教員充足、授業力向上、広報活動など、運営基盤と働きやすさの両立を重視した視点が多く見られました。 ★Bグループ 心のケア、教員との距離の近さ、楽しい授業や行事など、生徒の居心地の良さを中心に据えた内容が印象的でした。 ★Cグループ 教職員の質、魅力的なカリキュラム、社会貢献、高い認知度など、学校の価値や強みを言語化する視点が多く挙げられました。 同じ学校をテーマにしながらも、それぞれ異なる切り口が見えたこと自体が、大きな学びとなる時間でした。 セミナー後のアンケート 普段、言葉に出す人とそうでない人がいるがそこを研修を通して伝える・共有することができた 全員が学校を良くしていこう研修に取り組んでいる姿をみられ、自分もまた頑張ろうと思った アイスブレイクからグループワークと他の教職員の考え方や感じ方を知ることができた マンダラチャートの内容をいかに実現していくか、熱量が必要、できることから 学校の先生は承認されることが少なく、陰口が多くなりやすいですが陽口を言える職場になれたら最高だと思いました 意見を共有することの大切さを感じました。普段きけない内容があり、今まで知らないことが多かった 「陽口をたたこう」ではいわれる側になると恥ずかしくなってしまった。けど、生徒にもやってあげたい。教員から陽口を伝えてあげるのもいいかもと思った。モチベupとdownは人によって違って驚きでした。ストレスを感じない人間になりたい。マンダラチャートの実現をお願いしたい。管理職がいないのが残念だった 先生方の時間をどう作っていくのか、そこが生徒の支援に繋がると感じた 内容は大満足です。もう少し時間が欲しいにと、他のグループにも参加してみたかったです。 アイスブレイクが学校でも活用できそうでとても参考になった。マンダラチャートを通じて全員一致の意見、新鮮な意見、両方知ることができた ・・・などさまざまな声が寄せられました。 ミナトリーのお二人からの参加しての感想 今回のセミナーでは、ミナトリーの岡﨑さん・神宮司さんがグループワークのファシリテーターとして参加しました。外部の立場だからこそ生まれる問いや視点が、グループワークをより深いものにしていました。 岡﨑さんより 前回に続きマンダラワークを実施したことで、先生方それぞれの思いがまとまっていく様子を共に体感できました。校内キャリアサロンで関わる生徒の様子を共有できたので、今後の活動に活かしていきたいと思います。 神宮司さんより 中山学園の先生方の子供達に向けた真摯な想いと教育者としての姿勢にとても良い刺激を受けました。学校をよくしたい。生徒にもっといい教育を。という想いと経営視点が加わることで、一層、学校改革が実現されると確信しています!今後ともご支援できればと思いますのでよろしくお願いします! ご参加いただいた教職員の皆さま、そして福島先生、岡﨑さん、神宮司さん、本日もありがとうございました!