2024.01.11
学校運営の活性化講座セミナーを実施しました! (中山学園高等学校さま)

2024年の最初のプログラムは福島雅史先生に講師として登壇いただき、中山学園高等学校にて教職員向けセミナーを実施しました✨
福島先生は、キャリアコンサルタントの国家資格を持ち、1級&2級キャリアコンサルティング技能士、キャリア・ライフ代表、国家資格試験対策講座の運営(セルフキャリアドック導入・中小企業支援)、NPO法人日本キャリアコンサルティング協会理事長など、幅広くご活躍されています!
今回のセミナーは、意見と決断を求められる会議の、議事録作成スキルアップワークショップとチームビルディングを研修を行いました。
〇アイスブレイクからスタート!
① バースデーLINE
チームビルディングに必要なコミュニケーションスキルの実践!
制限時間3分の中で誕生日の早い職員から順番に1列に並ぶだけのゲーム!
ただし、会話や筆談は禁止のルールで、終始無言で、身振り手振りだけで お互いの誕生日を把握し、誕生日の順番を間違えずに並んだチームが優勝です。
②アクティブリスニング
前回学んだ、プラスのストロークを活用したアクティブリスニングを実践し、二人一組になってお互いの「仕事の成果や進捗」をアクティブリスニングで傾聴し、目の前の人間を理解してみるワーク!
アクティブリスニング(肯定的に受け止めて積極的に聴く)3分で伝え合い、聞き合う時間のなかで、新任の先生たちとも相互理解が深まりました!
〇議事録作成ワークショップ
これまでの議事録をみんなで再検討するワークから、中山学園が使いやすく分かりやすい項目や設計の議事録フォーマット作成に向けて取り組みました。
〇チームビルディング研修
チームビルディングの主な目的と自分自身の役割を理解していきます。
- 新入職員・若手職員の育成
- 中堅社員のリーダーシップ育成
- マインドセットの形成
- チームメンバーの関係強化
チームビルディングの5つのフェーズ
解散を惜しむ声やメンバー同士で称えあう姿が見られるようであれば良いチームが作れた結果です。
〇演習
生徒対応の事例を用いたチームブレーンストーミング
以下の実際によく見られている生徒対応の事例について「どうするか」、適切だと思う対応をチームで考えてシェアし、その結果から全体で最も適切だと思う対応についても話し合い、中山学園での最適解を考えました。
A. 頭が痛いから帰りたいと言われた
B. メンタルがヤバいので休むと言われた
C. クラスの女子が突然泣き出した
D. 生徒が校則違反の物を所持していた
E. 生徒間の暴力行為が発覚した
【チームビルディングが成功する4つのポイント】
- 目標達成に向けて強制しないマインドセット
- 役割分担を明確化してチームで共有する
- 共通課題として問題を認識、チームで取り組む
- コミュニケーションの量と質でチームを維持
〇最後に福島講師からメッセージ
意見と決断を求められる会議やチームビルディングを 前向きに活用しましょう!
実施後のアンケートでは、
- 交流で共通認識の部分を理解できた
- 議事録について改善すべき点をこれまで考えることがなかったので有意義な時間だった
- 個人プレーではなくチームプレーができる学校を目指したいと思った
- タックマンモデル理論を初めて知れて勉強になった、生徒対応についても他の先生の意見が聞けて良かった
- 本日の内容を朝毎日思い出すことで定着させていきたい
- 大切なことを思い出させてくれる研修です、“全員で”生徒のためになることを行っていきたい
など、それぞれの視点で気づきに繋がった様子です。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございます。