2023.10.10
高校生一人ひとりに寄り添う、個別伴走の就労支援の現場とは。
みなさま、こんにちは。
朝夕は20℃を下回る気候となり、日も短くなって秋らしさを感じるようになりました🍂
高校生の個別就労支援の現場では、一次応募の結果が届き、就職が決まった生徒が出てきました。一方で、これからの二次応募に向けて活動をしている生徒もたくさんおります。
今回は、キャリアbaseが行っている個別就労支援の現場についてお伝えします。
個別就労支援の現場の状況
キャリアbaseが行う個別就労支援では、生徒一人あたり、半年ほど時間をかけてじっくりと個別伴走をしています。
一人当たり半年の時間をかけ、手厚く個別伴走支援をする理由は、
- 生徒が心を開くまでに時間がかかる
- 自分の思いが上手く言葉にできない
- 就職が決まるまで時間がかかる
- 担任の先生との面談・相談
- 保護者からの相談
などがあります。
一次試験一発で就職が決まると嬉しいのですが、現実は難しく、2回3回と就職試験を受けて、就職が決まるまで寄り添ってサポートをしているのが現状です。
キャリアbaseで個別伴走支援をしている生徒は、
- 不登校の経験がある
- 引きこもりの経験がある
- 発達障がい
- ヤングケアラー(予備軍含め)
など、それぞれさまざまな課題を抱えています。
一般の求人を探し出すことが難しい場合があり、サポートが個別に必要な高校生は意外と多いです。
数多くの求人票から生徒の要望と個性に合わせた応募先を探し出し、個別の面接対策を何度も行っています。
生徒は真面目で熱心に面接対策に取り組んで面接に向かいますが、残念な結果が届くことも。何とか卒業までに進路先を見つけて送り出したいという想いで、日々生徒に寄り添った活動をしています。
しかしながら、キャリアbaseの活動のみでは限界があるというのが現状です。
キャリアbaseでは、法人会員を大募集しています!
さまざまな背景を抱えた若者に対して、「うちの会社見においで!」「うちなら柔軟に働き方を相談できるよ!」という企業様や、「こんな仕事はどう?」「こんな仕事ならその子の特性を活かせるかもしれない」などのアイディアも大歓迎です✨
個別伴走支援をしている高校生の中には、「ひょっとしたら私はどこの会社でも働けないのではないか」と不安を抱え、自信をなくしている子もいます。そのような子どもたちの自己肯定感を高めながら、一歩ずつ丁寧に個性に合わせた支援をしております。
私たちは、ハードルを抱える子どもたちに、高校卒業後の社会的な所属先を見つけてほしいと考えて日々活動をしています。
一緒にキャリアbaseと歩んでいただける企業様、「うちの会社もチャレンジしてもいいかな」と思っていただける企業様にお願いです。さまざまな背景を抱えた若者の活躍の場をつくっていただける企業様と共に、セーフティーネットを広げていけたらと考えております。