2023.11.10
【ふらっぽ北柏】11/7(火)第2回おとなふらっぽブランチ会~マナビの秋編~開催しました!
居場所支援事業の取り組みの一環で、2回目となる大人ふらっぽを開催しました!
平日のお昼という中での実施となりましたが、
- 教職員の方
- ファミリーホームを運営する方
- 教室運営をされている方
- デザイナー職の方、販売職の方
- キャリアコンサルタントの方
など、様々な職種の皆様にご参加いただきました。
~ふくしま先生の、“傾聴と同調”はちがうよセミナー~
1. アイスブレイク
アクティブリスニング(肯定的に受け止めて積極的に聴く)をワークを通じて実践。
2人1組になってお互いの「仕事の成果や進捗」をアクティブリスニングで、傾聴練習を行いました。
2. リソース点検
リソース=自己資源のことです。
自身の心理的サポート体制やメンタルヘルスの状態を理解して、支援者のセルフケアを実践。
“自分がただ、話せる人”を仕事とプライベートに分けて列挙するワークを行いました。
3. “傾聴と同調”の違い
傾聴と同調の2つのやり取りの事例を比べて見て、違いについて理解を深めました。
傾聴:積極的に相手の考えや行動を理解しようとすること
同調:無意識に自分の考えや行動を相手に合わせてしまうこと
どちらにも良し悪しがあり、理解して使い分けて実践することが大切です。
同調行動にはメリット・デメリットがありますが、適度な同調は、モチベーション向上に繋がることも。
相談業務で行う傾聴(言語と非言語)の原理原則は、意見に同調することと意見を理解する作業は、解釈も使う言葉も異なるということでした。
4. 心理的環境をデザインする
生徒や利用者が、自分の考えや気持ちを安心して話せる場面設定を考える付箋ワークを実践。
参加者の意見をシェアしました。
アンケートでは、参加者それぞれの日頃を振り返る機会にも繋がった声があり、実りある時間となったようです。
- 傾聴するにはやはり自分の心の豊かさが必要だと実感した。セルフケアもしっかりしていきたい。
- 仕事で活用できる
- 関係性を作るのに年齢は関係ないと思った
- 少しずつ実践しようと思う
- 多種多様な人が参加していて良かった
- その人に興味を持てないと指導で止まってしまうと改めて感じた
- 自己開示や話すことが得意ではないので、まずは自身を変えることも大事だと思った。
- 傾聴はとにかくやり続けることで身につくものだと思った。
- 今回のような支援者向けのセミナーをまた受けたい
- 皆さんあたたかい方でとてもリラックスして参加できた
居場所支援事業を運営していく上で、子どもたちと関わる際には、今回学んだ技術を使っていけたらと思います。
第3回もまた企画予定です。
ぜひお気軽にご参加ください🌼