【三校合同保護者会】鹿島通信制高校に登壇しました。
当団体代表の草場が、11月18日に行われた鹿島学園高等学校・鹿島朝日高等学校・鹿島山北高等学校の三校合同保護者会に登壇しました!
1.“就職”を切り口にした進路の見方
2.進路の現状 大学編
3.進路の現状 高卒就職編
4.こどもとのコミュニケーションのあり方
はじめに、進路伴走支援とは必要情報の提供サポートだということをお伝えし、子どもたちが、“自分の意思をもって進路選択”を行うためには、「必要な時期」に「必要な情報」の取得が不可欠だということをお話しました。
セミナーでは、実際の高校生の就職セミナー同様に、チャットを活用して参加されている皆様について理解を深めていきます。
保護者の方への質問
・参加されている保護者の皆さんの興味関心のある進路情報は何なのか
・何年生の保護者の方が参加されているのか
・卒業後想定している進路について ・・・など
保護者の方からの質問
・学校に希望する求人が届いていないときはどうしたらよいか
・トレーダーになりたいと言っているがお勧めの進学先はあるか
・鹿島通信制自体の就職内定率はどうか
・就職活動はこれから始めても間に合うか ・・・など
1.“就職”を切り口にした進路の見方
大学・専門学校・高校の各学校の特徴についてお伝えしました。
- 卒業後の進路や就職率の違い
- スケジュールや進め方を含めた就職活動の違い
- メリット・デメリット
就職活動を進める上で大切な以下の3つのことをお話しました。
- ベンチマーク、⾃分にとっての理想は誰?憧れの⼤⼈を探そう!
- 志を持とう!将来、⾃分は「どんな⼈」と⾔われたい?
- 学んだ分だけキャリアが拡がる。働いた後も学ぶことが前提!
2.進路の現状 大学編
今の大学受験の状況についてお伝えしました。
- 「⼀般⼊試」昔のセンター試験は「共通テスト」へ
- いま、急上昇中の「総合型選抜」(旧AO⼊試)
- いまだ根強い「学校推薦型選抜」(旧指定校推薦)
2021年度から実施されている⼤学共通テストをはじめとして、⼤学⼊試が⼤きく変わっています。
注意しなければならないのは、⼊試はもとより⼤学進学をめぐる環境が、保護者世代とは⼤きく違っていることです。
昔の感覚でお⼦さんの⼤学⼊試対策を考えてしまうと⾜元をすくわれるかもしれません。
⾼校⽣活でどのような備えが必要になるかについてお伝えしました。
3.進路の現状 高卒就職編
⾼校⽣の就職活動の⼀般的なスケジュールを紹介しました。
ハローワークに届出ていない企業求⼈や、訪問開始前に採⽤活動をしてしまう企業は注意も必要です。
求⼈票に書かれていない⾯接内容や仕事内容、専⾨学校などに通学しながらの就労など、⾔い回しが抽象的な求⼈⽂⾔がある場合は、教職員から企業の採⽤窓⼝へ連絡確認し内容を理解しておくと安⼼なことをお伝えしました。
高卒就職の場合は、⼀次募集の段階で⼀度に応募できる企業は⼀⼈⼀社のみと決められているため、内定が出た企業にそのまま⼊社します。
直近の高卒就職者の傾向や実際の求人票をお見せしながら、就職事例についてもお話しました。
4.こどもとのコミュニケーションのあり方
保護者の方へ子どもの状況や保護者の状況・子どもへの接し方について、セルフチェックもしていただきました。
⼦どもたちが“⾃分の意思をもって進路選択”を⾏うためには、
- 必要な時期に必要な情報の取得できること
- ご家族のサポートを得られること
が、⼤切です。
通信制高校に通う生徒たちの中でも、自分の意思を持ち主体的に進路を決めた生徒は多くいます。
主体的に進路を決めた生徒は社会に出た後、困難に遭遇しても乗り越える力も持ち合わせており、活躍していることを知っていただき、保護者の皆さまもぜひ、アンテナを広く張り情報収集に努めながらも、悩んだときは一人で抱え込まず、キャンパスの教職員の先生、キャリアサポートセンター、我々などと一緒に伴走いただければと思います。