2023.04.04
教職員向けセミナーを実施しました!(中山学園高等学校さま)
本日は、福島雅史先生に講師として登壇いただき、中山学園高等学校にて教職員向けセミナーを実施しました✨福島先生は、キャリアコンサルタントの国家資格を持ち、1級&2級キャリアコンサルティング技能士、キャリア・ライフ代表、株式会社 Philosophy × Arts 専務取締役、国家資格試験対策講座の運営(セルフキャリアドック導入・中小企業支援)、NPO法人日本キャリアコンサルティング協会理事長など、幅広くご活躍されています!
まずはアイスブレイクからスタート!
新学期目前の今日は、「“実は”という言葉をつけて、自分の意外な一面や長所を30秒間で紹介する」アイスブレイクから始まりました!
「実は、最近家庭菜園でスイカを育て始めました!」
「実は、有名な○○の親戚なんです」
「実は、映画に出たことがあります」
驚きと笑いが終始飛び交う時間となり、長く一緒に働いていても、まだまだ発見は尽きないということを体験しました。
アクティブリスニングを学ぶ
アクティブリスニング(積極的に聴く)スキルを学ぶ時間では、『わたしはあなたの言っていることを、あなたの立場で聴いています』 と、心から相手に伝えることが大切だと学びました。
【アクティブリスニングの5つのポイント】
- ノンバーバル(非言語)のコミュニケーションが取れる
- 相手の話をさえぎらずに聴ける
- 相手の立場に立つことができる
- 相槌、質問、確認ができる
- 結論を急がずに一緒に考える
逆にネガティブリスニングのポイントも確認し、「自分は普段どうだろうか?」と自分を振り返ります。
それらを踏まえて、二人一組になって、お互いの「*Good and New」をアクティブリスニングで傾聴・共有するワークを実践しました。
Good and New……24時間以内に起こった楽しいことやうれしいこと、新しい発見などを発表する手法
学校運営の活発化に向けて
次に、ストレスチェックで「ココロと体の健康チェック」を全員で行い、それぞれが客観的に自分の今の状態を把握します。その後、学校運営の活発化に向けて、パワーハラスメント防止措置を理解するために、何がパワハラでその時どうしたらいいのかも学びました。
実施後のアンケートでは
- 同調ではなく、上手な傾聴ができるようになりたい。話したいと思われる先生になりたい。
- 毎日全員と会話し、どんな話題にも対応できるように取り組みたい。「相手は人」を感じながら日々を送っていきたい。
- 学校に必要なことだと思った。自分たちだけでは話し合わない内容だった。
- 自分で実行して、生徒の学力だけでなく人間性も向上させていきたい。
- アクティブリスニングで、自分に足りない部分に気づけました。
- 実践してみたいことがあった。聴く・共感するを高めたい。
- 待つことが大切だったり、答えを誘導しないなど、とても共感できた。
・・・など多くの発見がありました!
最後に
最後に、福島講師から「蒔いた種のとおりの花が咲く」by中村天風の言葉の共有があり、自分でどんな種を選んで蒔き、どのように育てるのかという事によって、その通りの花が咲くというお話がありました。
生徒や保護者、同僚間で話を「聴く」幅がとても広い教職員の先生だからこそ、多くの気づきがあったのだと思います。新しいスキルを取り入れ、しなやかに変容していける様子に、私共も学びがたくさんありました✨
ご参加いただいた教職員の皆様、福島先生ありがとうございました!