2023.08.30
学校運営の活性化講座セミナーを実施しました!(中山学園高等学校さま)
福島雅史先生に講師として登壇いただき、中山学園高等学校にて教職員向けセミナーを実施しました✨
福島先生は、キャリアコンサルタントの国家資格を持ち、1級&2級キャリアコンサルティング技能士、キャリア・ライフ代表、国家資格試験対策講座の運営(セルフキャリアドック導入・中小企業支援)、NPO法人日本キャリアコンサルティング協会理事長など、幅広くご活躍されています!
「職員会議をはじめ、たくさんのMTGについて定義・課題共有と中山学園の会議のグラウンドルール作りについて考える」
〇アイスブレイクからスタート!
前回学んだ、プラスのストロークを活用したアクティブリスニングを実践し、二人一組になってお互いの「仕事の成果や進捗」をアクティブリスニングで傾聴し、目の前の人間を理解してみよう!
アクティブリスニング(肯定的に受け止めて積極的に聴く)3分で伝え合い、聞き合う時間のなかで、それぞれの状況把握や自分自身についての情報整理にも繋がりました。
〇定義・課題の共有
まずは個人ワークで、会議やミーティングの定義を整理して課題点を各々でまとめていきます。
“会議ルールを考えるための大前提は「議題提供者を被告にしない、批判しないこと」”
(例)
- 話し手を中心にした人間観と関係性を尊重する
- 議題の方向性、出発点と到達点を大切にする ※タイムマネジメント含む
- カンファレンスの場をコミュニティ(共同体)とみなす
- カンファレンスを出会いと相互理解の場とみなす
- ファシリテーターは参加者全員の安心感を高め、相互作用を促進する
- 参加者は方向性を一緒に探索するリサーチ・ パートナーである
- プロセスを尊重する
- 結論が出なくても良い、議題提供者のヒントになることが出れば良い
ポイントは、建設的な意見交換と相互確認!
〇グループワークで会議を実践
会議の目的について、ファシリテーター役、書記役を選定し、理想についてチームで話し合いシェアしました。その上で、グループ会議で内容の検討を行いグループごとにシェアします。
〇グラウンドルール作り
会議やミーティングを効率的で分かりやすい場とするためのルール決めました。これまでのワークを踏まえて、中山学園の会議形式をデザインし、会議の目的を言語化し、グラウンドルールを決めるグループワークを行いました。
〇最後に福島講師からメッセージ!
“一人ひとりが傍観者では、建設的な会議やMTGは成り立たない!”
- 自ら問題意識と役割意識を持つ
- グラウンドルールを作成する
- 合理的&効率的な仕組み
が大事であることを教えていただきました。実施後のアンケートでは、
- 同じような課題感や、共通認識を持つ人がいると分かり、どうすれば良くなるか深く考えることができた
- 楽しみながら学校運営していくという事、セミナーを活かしてミーティングを活性化していきたい
- 日常でマンネリ化しているものに刺激を与えてくれるセミナーだった
など様々な声が届きました。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございます!