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【2023年9月報告】通信制高校に通学する高校生の個別就労支援

【2023年9月報告】通信制高校に通学する高校生の個別就労支援 | 個別就労支援

キャリアbaseでは、通信制高校に通学する高校生を中心としたキャリア支援として、一人ひとりの子ども達に寄り添ったサポートを行っております。

個別伴走中の生徒一人ひとりが抱える問題はさまざまで、本人だけでは解決が難しい状況ではありますが、キャリアbaseのサポートを通じて、高校卒業後のファーストキャリアに向けて一歩ずつ前へ進もうとしています。

2023年度の個別就労支援中の生徒は、9月時点で36名です。
9/5からの企業への求人応募、9/15以降の面接試験に向けて、それぞれ対策を行っております。

今回、個別就労支援をしている生徒の一部をご紹介させていただきます。

Dさん 男性 通信制高校 進学から進路変更・障害者雇用枠就活

希望する進路があったものの経済的な問題もあり、就職へ進路変更。幼少期に手術を行い、現在もリハビリで通院している。高卒採用求人には、障害者雇用枠自体がほぼないことからキャリアbaseに相談あり。

1社希望に合うもので該当求人があり、現在応募伴走、面接対策にて支援中。応募倍率が高いものの第2希望求人が現状ないため、企業への働きかけなども一緒に取り組んでいく。

Fさん 女性 通信制高校 ひとり親家庭・外国ルーツ・経済的虐待

親に代わって借金を返済中。3年以上アルバイトを継続する中で、働くことが楽しいと感じ、さらに手に職をつけて生きていきたい気持ちが強くなったとともに、親元から離れて一人暮らしがしたいため、県外での就活を希望。

県外就職ということと、寮付きもしくは家賃補助ありの求人からピックアップした求人探索から伴走開始。心の不安定さはあるものやりたいことが明確な生徒であるため、そこに根拠となるエピソードの深堀りと自己肯定感を育てていく形で伴走支援中。

Hさん 女性 定時制高校 緘黙・ひとり親家庭・いじめ被害者・外国ルーツ

小学生の時に集団いじめにあった時期より緘黙となる。長い間、教職員もクラスメイトもどのように接していいか分からず、親も学校からの働きかけに協力的ではないまま3年生になり、卒業が視野に入ってきたタイミングでキャリアbaseに依頼あり。

昨年より伴走支援を開始。家族でもクラスメイトでもない身近な信頼できる大人の一人として関わり、一緒に企業体験や見学に行くなど定期的な接点をとっていく中で、信頼関係を構築。生徒自身の感情変化が表れ始めてきた。企業への生徒理解も促しつつ、就活にチャレンジ中。

高校卒業後の高校生の未来に向けて今できること

個別就労支援をしている生徒は、信頼できる大人のサポートを受けることで、少しずつ困難や課題に向けて解決しようと行動をしています。
高校生の就職活動は、限定されたスケジュールと独自ルールが存在しており、サポートを必要とする高校生に対して、キャリアbaseで対応できる人数が限られてしまっていることが現状です。

一人でも多くの生徒が高校卒業後に孤立しないようサポートするためにも、キャリアbaseの活動に参画していただける方や、マンスリーサポーター(月額寄付)としてご支援いただける方の募集を行っております。

未来ある子どもたちを育む活動に向け、ご支援いただけると幸いです。

キャリアbaseの活動へのご支援をお願いします
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