2025年12月12日、船橋市立八木が谷中学校にて、職種体験イベント 「とりドリさんの場合。体験編」 を実施しました。本イベントは、八木が谷中学校・大畑先生から「生徒たちに、もっと“働く”を実感できる機会をつくれないか」というご相談を6月にいただいたことをきっかけに始まりました。
その想いをキャリアbaseへとつないでくださったのが、タレントリーの髙橋窓夏さんです。
学校との打ち合わせでは学校現場で感じている課題、生徒たちの様子、そして「体験」を通してこそ届く学びがあること。それらを丁寧に共有いただき、キャリアbaseが企画立案・運営にチャレンジする形で、本企画は実現しました。
当初は企業にフォーカスした職業体験のご相談でしたが、
企業ではなく「人」に出会う職種体験で企画を作らせていただきました。
それが、キャリアbaseが大切にしているかたちだと感じているからです。
本企画に寄せて ~タレントリー 髙橋窓夏~
まずは、このような貴重な機会をくださった八木が谷中学校の先生方、想いを汲み取り共に考え、伴走してくださったキャリアbase事務局長の福本さん、そして当日関わってくださった講師・運営の皆さまに、心より感謝いたします。
多くの方の「生徒のために」という想いが重なり、この時間が生まれたことをとても嬉しく思います。大畑先生との出会いは私が前職で高校生の就職支援に携わっていた頃、私立の通信制高校で職業体験の企画に関わったことがありました。数年後、公立中学校という新たな現場に立たれた大畑先生から「中学生にも職業体験を」というご連絡をいただきました。生徒の可能性を信じ、目の前の枠にとらわれず挑戦しようとされる姿勢に心を打たれ、キャリアbaseの福本さんへ相談し、今回のチャレンジが動き出しました。
私は、多感な時期だからこそ、たくさんの人や価値観に出会い、「知らなかった」「ちょっと憧れる」「楽しそう」「こんな大人がいるんだ」という小さな感情を重ねてほしいと思っています。その瞬間に動いた心は、すぐに答えにならなくても、きっと未来の自分を支えてくれる。何でも調べられる時代だからこそ、直接会い、声を聞き、空気を感じる体験の大切さを改めて実感しています。生徒からもらった「将来、同じ社会の中で働ける日を楽しみにしています」という言葉がとても嬉しかったです。本当にありがとうございました!
【ご登壇いただいた皆様】
※当日参加された講師の皆様もおり、総勢35名で中学校に行きました⛵
人と職に触れ、未来の「働く」を少し身近にする時間。
歯科衛生士、警察職員、IT×金融、整体師、広告制作、アパレル販売、フォトグラファー、公務員——
さまざまな大人の話を聞き、体験する中で、生徒たちは楽しみながらも仕事の裏側にある専門性や責任の重さに気づいたことが実施後のアンケートでも多く感じられました。
「イメージが変わった」
“外から見ていた仕事”と“中に入って見えた仕事”の違いのいろいろ。
警察は体力だけの仕事ではない。
公務員は安定だけの仕事ではない。
アパレルは服を売るだけの仕事ではない、など…
講師の皆さまが、楽しさだけでなく大変さや工夫も含めて等身大で語ってくださったからこそ、 仕事が立体的に、生きたものとして温度を持って伝わっていったのだと思います。
「人の役に立つ仕事」
職種は違っても、生徒たちが共通して感じていたのは、どの仕事も、誰かの生活や安心につながっているということでした。
医療、福祉、接客、地域、インフラ、クリエイティブ。
仕事は、自分のためだけでなく、誰かの役に立つことで社会が成り立っている。
その実感も、体験の中で静かに育っているような様子も垣間見えました。
「少し、興味がわいた」
生徒たちの声には「少し気になった」「選択肢として考えてみたい」そんな言葉がたくさん並びました。
この “少し” こそが、だんだんと進路を考える時に大切な芽だと感じています。
将来をイメージするための土台を楽しく、普段よりすこし非日常的雰囲気でつくることで、生徒も講師ミナトリーも教職員の先生たちも、私たち運営メンバーも心に残る時間になりました。
様々な働く大人たちとの出逢いを通しての「知る」「触れる」「感じる」経験は、いつか自分の選択を支えてくれるのではないかと思っております。
自分の耳で、自分の目で見て感じる、人の手仕事を感じられる温度のあるイベントというのは非効率な部分が多かったり、工程数も多くあり、作業の多くが機械的ではありません。しかし、その分、生徒の記憶に残る”何か”と、後々の行動につながる”きっかけ”があったり、時間をかけた分だけ、様々な付加価値が積み重なっていく感覚を改めて教えていただく企画となりました。
ご協力くださった講師の皆さま、学校の先生方、運営に関わってくださった皆さま、
そしてご参加いただいた八木が谷中学校2年生の皆さん。本当にありがとうございました!!
公益財団法人ちばのWA地域づくり基金様が実施する、休眠預金等活用法に基づいた「若年就労困難者のための包括的就労支援事業」を行う実行団体に、キャリアbaseが選ばれました!2023年5月より、3年間にわたって事業を進めていきます。本事業においては、千葉県東葛エリアの通信制高校に通う生徒を中心に、個別就労支援・キャリア教育・居場所支援等の活動を届けていきます。現在、東葛エリア内の通信制高校との連携強化を図っており、その活動の一環で、東葛エリアの高校生がさまざまな体験や大人との出会いを通じて、自身の進路選択のヒントを集めていける場をさまざま企画しています。