2026.01.12
💻研究発表会に参加しました(千葉県立柏の葉高等学校 情報理数科さま)
2025年11月29日(土)に千葉県立柏の葉高等学校 情報理数科の「第19回研究発表会」にミナトリーの髙橋がお邪魔させていただきました。 執筆に熱が入り結構なボリュームになりましたが、生徒さんたちもがんばって取り組まれていたので、ぜひご覧ください。 柏の葉高校 情報理数科による、年に一度の大舞台「研究発表会」 平成19年の開校以来続く伝統の取り組みで、3年生にとっては卒業前の集大成でもあります。 今回、来賓として文部科学省・千葉県教育委員会・大学・高校など多方面からの参加があり、その期待の高さが伝わってきました。 🎤開会の挨拶 奥田校長先生からは、公立高校としての設備支援の課題に触れつつも、「ハイスペックPCの整備や、来年にはスクリーンが綺麗に!」という前向きなメッセージが。 来年度は20回目を迎える節目の年ということもあり、意気込みが伝わってきました。 ☝写真からも熱いメッセージが伝わってきそうですね。 👏生徒たちの思いの詰まった研究発表 各研究は「身近な困りごと」から生まれたものばかり。だからこそ、技術とリアルな生活がしっかり結びついています。 以下は数ある発表の中の一部になります。ちょっとのぞいてみましょう!!👀 ☝いよいよスタート・・・緊張感も伝わってきますねぇ。頑張って!! 📈失くし物をなくすアプリの開発 失くしやすい自分の特性を起点に、AIを使った物体や画像の検出をする方法(YOLO【※参考(外部リンク)】)を用いて「どこにあるか」「どう移動したか」を教えてくれるアプリを開発。今後の展望は画像認識精度の向上など。 ☝堂々とした発表態度に拍手!・・・これは欲しいアプリですねえ。 📈ペルソナを用いたメタバース相談所の作成 「人に相談しにくい」という社会課題に向き合い、アバター+ペルソナ(生成AIへの役割設定【参考※外部リンク】)を用いた悩み相談環境を構築。 UI(ユーザーインターフェース):人がもっと見た目や操作で使いやすくする仕組み)やAIのさらなる改善を目指すそうです。(参考※外部リンク) ☝高校生でここまで考えるのはすごい!・・・この相談所は大人気になりそうですね 📈視覚障害者のための食事支援Webアプリの開発 スマホ撮影 → YOLOで料理認識 → クロックポジション(時計の○時の方向)で案内。料理名と位置を音声で教えてくれます。 流山市視覚障害者協会さんに協力していただき、実験を繰り返したそうです。 ☝高校生ながら実験に協力を依頼するところがたくましいです!・・・実現するといいですね。 📈ローカルLLMでの対話型習慣促進システムの開発 子どもの習慣づくりを支える対話システム。その子のお気に入りのぬいぐるみと対話することで習慣化を図るねらい。 「保護者の称賛機会を奪ったかもしれない」という考察が深い。 ☝実証実験までやりきる姿勢に感動! ※LLM:大規模言語モデル。ものすご多くの言葉をAIが理解して文章の前後のつながりで予測できる能力。(参考※外部リンク) 📈GPSアートを用いたまち探検アプリの開発 小学生向けに楽しく地域理解を促すアプリ。小学生10名に協力してもらいながら実証実験。歩きスマホ防止のため音声入力を採用するなど安全面の工夫も。 ☝質疑応答にも堂々と応対していたのが印象的でした ※GPSアート:GPSの機能を使って、歩いた跡をつないで絵を描くアート。楽しそう!!(参考※外部リンク) 📈読字障害(ディスレクシア)支援ツールの開発 行間やフォントを個別最適化したPDFを生成。ディスアビリティ(参考※外部リンク)を持つ人々が質の高い選択ができるよう支援したいと思いで始めた研究とのこと。 教師の負担も減らす社会実装力の高い研究でした。 ☝本格的なパネル発表ですごいです。 📈ディープフェイク技術の体験 AIによる顔のなりすまし技術を紹介。顔の映像を撮ることで数秒もかからず別人の顔になることを体験できます。 インパクトもあったので体験されている方も多かったように思います。 ☝利便性と悪用の危険性の両方を指摘していました。 ☝髙橋もやらせていただきましたが、髙橋の顔が奥田校長に! これ以外にも30以上のチームの研究や、個人の制作物もあり非常に多彩で充実した内容でした。 音響・照明・広報・パンフレット制作など、生徒主体の運営体制も素晴らしいです。「誰かの研究を支える」という経験は大きいですよね。 🎀来賓講評も高評価! 文部科学省・須藤様 年々レベルが上がっている。生徒たちがAIなどの新技術を取り入れ、自身の言葉と経験で課題解決に取り組む姿を高く評価。学年を超えて学び合う姿勢も印象的で、社会で生きていく上で重要な能力だということも強調されていました。 県教委・松本様 発表の内容が、生活の中の気づきから始まる研究ということを高く評価。仮説から振り返りまでのプロセスができていて、専門科としての学びの集大成であることを感じた、とおっしゃっていました。 💡この経験はきっとこの先の土台になる! 専門性の高さはもちろん、実証実験や仮説検証まで踏み込んでいることに驚きました。 「誰かの役に立ちたい」という思いがどの研究にもありましたし、温かく感じました。 この経験は、彼ら彼女らの将来の大きな土台になるはず。来年の第20回も、きっとさらに進化していることでしょう。 高校生の取り組みでも、普通科ではなく「情報理数科」ならではの専門性を生かしたレベルの高い発表でした。 様々な熱量と思いで臨んでくれたように感じました。 この経験が、今後の彼ら彼女らの明るい未来に繋がることでしょう。期待したいですね! みなさん、本当にお疲れさまでした! 柏の葉高校では「ハレかしぜみ」という年間プログラムで、街文化祭を開催しました。 その模様もブログにありますので、そちらもぜひご覧ください! 柏の葉高校街文化祭ブログ